内容説明
「とうさん、ぼくおおきくなったら、とうさんみたいになりたい」―恐竜の絶滅をテーマにした親と子の愛あふれる物語。遊んで学べる全国おでかけ恐竜博物館情報が掲載!親子で楽しむ&出かけるための絵本です。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年生まれ。児童文学作家。絵本『おこだでませんように』(小学館)が2009年に、『メガネをかけたら』(同)が2013年に、全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選定される。100タイトルを超える児童文学作品は日本および海外で広く読まれている
CAN[CAN]
1990年生まれ。恐竜画家。創作空間caf´eアトリエオーナー。恐竜研究家を目指し信州大学理学部に入学。卒業後は2017年に創作空間caf´eアトリエを開業。現在は各種文献やフィールドワークから得た恐竜の知識を生かし、現代版水墨画と呼ばれる筆を用いた恐竜の作品を描く。正確な恐竜の知識と、独特の筆さばきから生まれる作品は海外からの評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
65
6600万年前と現在が繋がる。リアルで迫力ある恐竜で親子愛を描くとは。もしや人間にも破滅の時が迫るのか⁈ #ぼくは恐竜#NetGalleyJP2020/01/08
ゆのん
54
【NetGalley】【絵本】ちょっとリアル感のある恐竜の絵。『あっ!』や『!!!』となる場面では劇画的でシリアスな状態なのに思わず笑ってしまう。絶滅の危機に直面した時の恐竜のお父さんの勇姿がラストでは思いもよらない方向へ。家族を愛し、身体を張って守るお父さん。お父さん、頑張れっ!とエールを贈りたくなる。122020/01/10
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
6600万年前の恐竜たち、もしかしたら、恐竜たちは自分達の祖先だったと考えると、ロマンに溢れ、思わず興奮してしまいました。巡り巡って、こうやって命が繋がっている事に感謝しないと。親としての役割は時代を超えて、種を超えても同じなのでしょう。CANさんの現代版水墨画の絵がより迫力を増して、心に染み入りました。 #NetGalleyJP2021/10/07
chiaki
31
白亜紀の恐竜ドラコレックスの親子愛。6600万年という時を越えて人間の親子がデジャブを感じます。そうか…私の祖先ももしかしたら恐竜だったのかもしれない!なんて、果てしないロマンを感じました。ストーリーはもとより、挿絵の迫力にびっくり。恐竜画家のCANさんは恐竜研究家としての知識を生かしながら、現代版水墨画で恐竜をエネルギッシュに描く。巻末、全国14箇所にある、おでかけ恐竜博物館情報も面白い。2019/12/16
anne@灯れ松明の火
29
甥が恐竜好きなので、読んでみようと思った。 CANさんの迫力があり過ぎるほどの絵にビックリ! 初読みの作家さんで、他の作品も読んでみたくなり、検索。男性だと思いこんでいたら、若い女性で、またビックリだった。お話の方も、恐竜家族の互いを想い合う姿が素敵だと思っていたら、ラストの展開に驚かされた。タイトルの意味もわかり、胸が熱くなった。もう少し大きくなったら甥へのプレゼントにしたい。#ぼくは恐竜 #NetGalleyJP 2021/05/23