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内容説明
君には夢があるかい?残念ながら、ぼくにはそんなものはない。でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを持って、それが叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って目標に突き進んだり、まだ自分の望みというのがなんなのかわからなかったり、叶うはずのない願いと知っていたり、その姿勢の無意識の前向きさで知らずに他人に勇気を与えたりしている。これはバラバラな話だ。かなり不気味で、少し悲しい話だ。―え?ぼくかい?ぼくの名は“ブギーポップ”―。第4回ゲーム小説大賞「大賞」受賞。上遠野浩平が書き下ろす、一つの奇径な事件と、五つの奇妙な物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
17
110円本。初読作家さん。何かで有名なラノベと紹介されていたので。この作品20冊くらいシリーズがあるらしいが、この1冊で十分。登場人物の名前が奇妙なのもラノベっぽい。ラノベ全体を否定するわけではないが(面白いラノベも沢山ある)、さらっと読めるがおばちゃんが読む本じゃないな。これ若い人には面白いの?シリーズ後半になればまた違うのかもしれないが、文章も内容も単調で、中学生が読むにしても平易すぎるのでは?盛り上がりも手応えもまるでなかった。2020/08/20
いおむ
12
既読済みです。2019/08/15
読書好きのハシビロコウ
8
しばらく前に全巻購入したので、これは図書館で以前読みましたが思い出すため再読。この「最初に軸となる出来事を説明してから視点を変えてリンクさせていく」というやり方は一回読んでてもすごいと感じます。最近自分が目にした中だと「カメラを止めるな!」や「アヒルと鴨のコインロッカー」が近いのかなぁ。霧間凪とブギーポップの関係もこれから描かれていくんでしょうね。楽しみです。2019/10/27
yohiiiidayo
8
図書館で見つけて懐かしくなりました。 ライトノベルの古き良き時代の名作。 2016/09/01
尖兵
7
設定がぎちぎちじゃない。薄くて、さっぱりとしていて好ましい。老若男女問わず、とまではいかないかもどけど、広い層が読める正にライトノベルでした。最近のライトノベルの、ぎっしりだったり属性がどうのとかいうのより、好きです。2014/10/13