出版社内容情報
テレビ東京の気鋭のプロデューサーが、番組企画の発想に役立つ読書法を公開します。金がない中でヒットを生み出す方法とは?
高橋弘樹[タカハシヒロキ]
著・文・その他
内容説明
「人に感じやすくなる」「街に感じやすくなる」ことが、不利な状況に置かれた人が強者に勝てる方法。そのための武器が本書に記されている“読書術”です。お金・組織の規模でライバルより劣っているけれど、勝てる企画を作りたいというすべての人、必見です。
目次
第1章 自分だけの得意分野を作る本を読む
第2章 ゼッタイ誰も読まない本を読む
第3章 古本屋で遊ぶ
第4章 企画を作るための読書術1―街に対して感じやすくなる
第5章 企画を作るための読書術2―人に感じやすい体になる
第6章 製品の世界観を作るための読書術
第7章 自分の武器となる本を見つけるための読書術
第8章 あとがきにかえて 敗者の読書術とは
著者等紹介
高橋弘樹[タカハシヒロキ]
テレビ東京制作局プロデューサー・ディレクター。1981年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2005年入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
62
個人的にはお金好きなだけ使ってやるより、お金ないので、アイデア一発みたいなやつが好きなんだけど、やっぱりたまには好きなだけお金使って好きなようにやりたいよなと思った。本たくさん読んでる人がやることは面白いもんが多いと思いました、ひいきめかもしれませんが。2015/10/25
緋莢
17
他の局に比べて、予算の少ないテレビ東京に所属する著者。そんな中で、どう面白い番組を作るか。金がない時に使えるリソースは足、頭。そして、〝書籍”は知識と疑似体験を効率的に増やすのに有効という事で、どのようなスタンスで本を読むか、武器とするかのコツを紹介しています。世間一般で支持されているものは何かを知るという意味で王道を、そこから知ってる人が少ない、でも面白そうな外道を知るというものや、古本屋で見つけた本で、刊行された当時と 現代の状況を違いを時にツッコミながら読む(続く2019/12/07
スプリント
8
キー局に比べ人的にも資金的にも劣っているテレビ東京のプロデューサーが書く、逆境を覆すための発想方法が書かれています。裏話的な話もあり面白かったです。2015/07/30
みやちゅー
7
いろんな制約のなかで、考えて考えて面白い番組を作るのは、いい仕事だよね。東テレが最近面白い番組が多いのは、制約が多いからなのかも2015/11/10
yunyon
5
面白かったです。予備知識無く(多分、何かのネット記事から興味を持って、図書館で予約したのですが、忘れた頃に貸し出しになるので…)読んで、自分も好きな「家まで~」の番組を作った人だったので、素直にうれしく読みました。自分はただの活字中毒で、本を読まずにいられない質なので、何かに役立てるために読もう!と思うことはほとんどないのですが、一つの本をじっくり何度も読むことはやってみたいと思っていて、それは『夜と霧』。テレビマンの頭の中をのぞいた気がして面白かったです。2023/03/03