出版社内容情報
思いがけず夫に先立たれた妻は、どのように喪失感や悲嘆から立ち直って、新たな一歩を踏み出せるか。60代を中心に約100名の女性
内容説明
そばにいるのが当たり前と思っていた伴侶が、ある日、ひとりで旅立ってしまい、永遠に戻ってこない…。思いもよらない悲しみや苦しみを体験することになった「ひとり」のあなたへ、同じ「夫ロス」体験をした女性たちの声が力になりますように。
目次
第1章 伴侶を失うことは人生最大のストレス。遺された人が、うつ状態になることも珍しくありません。
第2章 周囲からのお悔やみの言葉、慰めの言葉にすら傷つくことが。遺された家族の心は敏感です。
第3章 ひとりで悲しみや苦しみを抱え込まず、誰かに気持ちを受け止めてもらうことが必要です。
第4章 夫の死によって経済的問題が起きた場合、悲しみに暮れてばかりはいられない状況に。
第5章 “自死”という、遺族にとってもっとも辛い死因。自責の念や、故人への怒りにさいなまれます。
第6章 夫をおそった憎い病魔。試練を共に乗り越えようとする過程で、夫婦の絆が深まることも。
第7章 夫との死別後、「ひとりの人生」を歩き始めるのは、悲嘆を体験してひと回り成長した自分。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
4
雑誌「ゆうゆう」の記事を中心にした本のようです。本書は夫を亡くした妻の手記が中心です。死別したばかりの頃の気持ち、親戚や知人やお金のトラブルがあるケース、立ち直りへの道筋、どの記事も胸を打たれます。私自身も夫を亡くしたばかりの頃はかなり危うい状態だったのではないかと思い出します。それでも数年後にはなんとか前を向いていけるようになりました。この本は伴侶を亡くして辛い人の助けになりそうなヒントが沢山ある本だと思います。2023/12/01
3373diver
1
図書館にて借りた本2023/10/03