内容説明
日本各地の面白言葉がぎっしり詰まった知って楽しい方言雑学本。
目次
第1章 東京生活は日本語が通じない―ごみを「なげろ」なんて言われても…
第2章 コンビニのバイトにて―棚が「やぶれる」なんてありえるの?
第3章 ゼミのみんなと牧場に―おふくろの味なのに「みずくさい」?
第4章 身近な日常会話―雨が降ったら服は「くさる」!?
第5章 テスト期間終了、夏休みに―テストが「みやすい」ってカンニング?
第6章 学園祭の準備と片づけ―「ビーシ」=「ガンピ」=「タイヨーシ」って?
第7章 食欲の秋―豚まん?肉まん?関東VS関西料理名対決!
第8章 ある雪の日の出来事―寒い日には手袋を「はく」
第9章 まだまだ方言はたくさんある―この1年でずいぶん「おがった」
著者等紹介
篠崎晃一[シノザキコウイチ]
1957年生まれ。東京女子大学教授。専門は方言学、社会言語学。『例解新国語辞典』(三省堂)編修代表
みちのく[ミチノク]
1976年生まれ。東京デザイン専門学校・イラストレーション科卒業。約2年間、アミューズメント機メーカーに、グラフィッカーとして勤務。2001年よりフリーランスで活動開始。現在は子供向け雑誌・書籍を中心に、イラストやコミックを作成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
46
非常に楽しい漫画仕立ての本。ただ、残念ながらこういう方言の差によって勘違いが凄い事になるよ!というテレビの方言バラエティ的な楽しさはあるのだけれど、そこから先が何も無いという本。監修の先生はいても編集と漫画家で作った感じがホントにテレビ番組っぽい感じ。色々と惜しい気がするなぁ。それでもこれだけ意味を取り違えるような言い方がある!ってのを知るだけでも面白いのだから方言楽しいすよってのは伝わってると思う。2013/11/21
美登利
36
私は、福岡生まれ、千葉育ち。多少ならば九州弁もわかります。マンガになっていてすぐに読めてしまいますね。方言は、若い人はあまり使わなくなってきてるといいますが、やはり大学生となると、様々な地方から集まってくるのでこんな風に面白かったり、戸惑ったりすることが有りそうで、楽しいんだろうね。関西でのたぬきそばが、関東でいうきつねそばだというのがとても驚きでした。2013/08/25
かおりんご
35
コミックエッセイ。方言って意外に知らずに使っているもんだなと、改めて感じました。私がつい使っちゃうのは『なおす』ですね。片付けるが出てこないです。先日、同僚が『三角座り』を使っていたので『それ、方言だよ』と教えてあげました。さくっと読めて、ちょっとうんちくを語りたくなります。2016/12/18
あーちゃん♪
29
北海道の友人に指摘されて初めて知った「たちまち、ビール」が方言だったってことがのっていて、懐かしい気持ちになり手にとってみた。漫画でわかりやすく楽しく読めた。私は広島なので、関西圏の言葉も知ってはいるけど、基本使うのは関東圏の言葉だということも分かって面白かった。2014/09/10
☆エンジェルよじ☆
22
読メで知った本。面白そうなので興味を持った。結果面白かった。模造紙の言い方の多い事に驚いた。関西のうどんVSたぬき!混乱しちゃうよ。普段話している言葉は「方言」だったんだぁーと再確認。「方言」もその地域の歴史のひとつ。いいふりこいてないでどんどん使おう。 でも「さいばん」って見た事あるけど聞いたことも言った事もない。。。2014/01/31