内容説明
あの西太后は、美の権力までも握っていた!?近年明かされた、清朝秘伝の「食カルテ」をこの1冊に再現!「年をとっても枯れない!」宮廷美容レシピを本邦初公開。
目次
西太后の愛したアンチエイジングレシピ
西太后の美の五大食材―身近な食材で、いますぐできる簡単レシピ
五大食材+αでさらに効果を上げる!毎日のおかず、ごはん、めん
若さと美しさの秘密 西太后の食習慣
毎日がスペシャル食材
もっときれいになりたい 西太后のお悩み解決レシピ
著者等紹介
阪口珠未[サカグチスミ]
(株)漢方キッチン代表。北京中医薬大学日本校講師。日本での中国薬膳研究のパイオニア。’91年、北京に留学。薬膳専攻では日本人初の国費留学となる。北京中国医学研究院「西苑医院」にて、清代の宮廷薬膳カルテを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
38
いかにも効きそうな、でもどう見ても西太后らしからぬ地味な料理が多かった。そんな中、サクランボと皮付き豚肉の煮込みはインパクトがあった。500gのサクランボを煮込み料理に投入するのは何とも贅沢。2018/12/25
更紗蝦
32
「宮廷のカルテに残るレシピ」として紹介されているのは4品のみで、あとは「アンチエイジング効果が高い食材を使ったレシピ」なので、中国の宮廷料理の豪華さをアピールする方向性ではなく、薬膳を身近なものとして捉え、薬膳を通して「一人の女性としての西太后」を評価しよう…というスタンスの本です。西太后というとどうしても、映画の「ライバルの麗妃の手足を切り落として甕に入れて飼う」というエピソードばかり思い出してしまうのですが、これはフィクションだそうで、実際の麗妃は宮中で穏やかに人生をまっとうしているとのことです。2023/01/25
たまきら
22
薬膳研究家による、とても暖かな目線の西太后レシピ本です。幼少時にあのこっわ~い映画を見てしまった自分には西太后って決して良いイメージがないんですが、なかなかこの本に登場するレシピは楽しかったです。基本コラーゲン。冷たいものは中国の人たちは本当に食べないからなあ。あまり太陽に当たらないのも良かったのかも。興味は尽きないです。これは実家で権力者として君臨する母のためにいたずらで借りたものですが、ぜんぜん受けなかった。2019/09/25
shizuca
5
美味しそうだけど毎日食べてるとちょっと。といいますか、毎日の食費がすごすぎる。国家財政破綻しますよ。2016/01/26
ヨハネス
3
まず、彼女が本当に食べていたらしい蒸しケーキが忠実に再現されています。材料は手に入るものはほんの少ししかなくてびっくりしました。でもそのあと、宮中でよく使われた素材5つを使った作りやすいメニューが続々と紹介されていますので実践できます。ただし、「山いものみそとろろ」を西太后が食べていたとは思えませんが。でも、著者は薬膳専門家。いかにも効きそう~というメニューが77レシピもあり、図書館返却がかなり遅くなりそう!西太后物語や食習慣などの読み物も充実しています。東太后の手足を切り落としたのは実話じゃなかったんだ2016/09/09
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