内容説明
「ひとりでも自宅で死ねますか?」誰もが願う幸せな最期をめぐって、在宅医として1000人近くを看取ってきた著者が本音で答える。
目次
第1章 死ぬということについて心づもりをしておく(「死ぬ」ということについて、私たちはどう心づもりをしておけばいいですか?;刻々と迫りくる「自分の死」を、どんな気持ちで受け入れたらいいのでしょう? ほか)
第2章 加齢によって身体に何が起きるかを知っておく(私たちはみんな高齢社会の構成員となるわけです。加齢によって身体はどうなっていくのか?高齢期に直面する健康上の問題について教えてください。;高齢者の病気は、なぜ治療しても完治しにくいのですか? ほか)
第3章 「病院信仰」を捨てかかりつけ医に在宅医療を頼む(病気やケガの治療のために入院した高齢者を襲う、「廃用症候群」って、何ですか?;「老年症候群」という言葉があることを、はじめて知りました。 ほか)
第4章 医療と介護の公的サービスの現状を知って使いこなす(「人生の最後の時間を、自宅で安心してすごしたい」でも、それは可能でしょうか?医療と介護サービスの現状を教えてください。;在宅では暮らせない、病院や施設にも入れないとなると、どうしたらいいのでしょう?医療と介護を、国はどうしたいと考えているのでしょうか? ほか)
第5章 「最後の2週間を幸せに生きる」と心に決める(いよいよ最期のときを迎えて、息を引き取るまぎわまで、どうしたら幸せな気持ちで生きることができますか?;自宅で家族を看取るとき、亡くなっていく人を見守るのは不安なものでしょうか? ほか)
著者等紹介
新田國夫[ニッタクニオ]
医療法人社団つくし会新田クリニック院長。1944年岐阜県生まれ。1967年早稲田大学第一商学部卒業。1979年帝京大学医学部卒業。同大学病院第一外科・救急救命センターに勤務。1990年に東京都国立市で新田クリニックを開業。1992年医療法人社団つくし会設立、理事長に就任。地域の在宅医療に尽くし、22年間に1000人近くの患者を看取る。全国在宅療養支援診療所連絡会会長、福祉フォーラム・ジャパン副会長、福祉フォーラム・東北副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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