内容説明
本書では、個々の症状に合わせてメニューが選べるよう多彩なレシピを掲載。帰宅したその日から自分のペースで食事ができるようになるまでの食生活をアドバイスします。また、手術後の食品の選び方や調理のコツ、食べる量の目安、回復期の過ごし方、さらに胃がんについての正しい知識、抗がん剤治療の基礎知識などもわかりやすく解説しています。
目次
プロローグ 胃を切った人が退院後の食事でまず気をつけるべき6つのポイント
手術後の胃を健康に保つための食品・食べ方の基本食事編(手術後の食事を楽しむ基本10;1日に摂りたい食品量の目安 ほか)
おいしい、飲み込みやすい、もたれない、食が進む手術後のレシピ(退院直後で食事に不安のある人にまず摂ってほしいメニュー;体重減少対策メニュー1 少量でエネルギーが摂れる料理 ほか)
病気を正しく理解するためのわかりやすい医学知識編(手術で受ける体のダメージ1 胃の形・構造・仕組み・働きをまず理解しよう;手術で受ける体のダメージ2 これだけは知っておきたい胃がんの正しい知識 ほか)
著者等紹介
長晴彦[チョウハルヒコ]
神奈川県立がんセンター消化器外科(胃食道)医長。平成6年、横浜市立大学医学部卒。平成8年、横浜市立大学医学部第一外科に入局。その後、藤沢湘南台病院外科、横浜市立大学医学部付属病院第一外科、沼津市立病院呼吸器外科、平塚共済病院外科、神奈川県立がんセンター消化器外科(修練医)、三浦市立病院外科、上白根病院外科、済生会横浜市南部病院外科を経て、平成18年4月より神奈川県立がんセンター消化器外科医長。また、平成21年より神奈川GIST研究会代表世話人、平成21年度より神奈川県立がんセンターNSTリーダー
落合由美[オチアイユミ]
独立行政法人国立がん研究センター東病院栄養管理室長。平成4年3月、大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。平成4年4月、国立東京第二病院栄養士採用。平成8年4月、国立小児病院栄養士。平成11年4月、国立千葉病院栄養係主任。平成14年6月、国立横浜医療センター栄養係長。平成16年4月、国立がん研究センター中央病院栄養係長。平成19年4月、国立病院機構東埼玉病院主任栄養士。平成20年9月より現職。栄養士、管理栄養士、日本糖尿病療養指導士
加藤知子[カトウトモコ]
財団法人東京都保健医療公社荏原病院栄養科非常勤管理栄養士。平成16年、仙台白百合女子大学人間学部人間生活学科健康栄養専攻卒業。総合南東北病院(宮城県)、海老名総合病院、東都クリニック栄養科を経て、平成23年8月より現職。健康増進のための食生活アドバイスから、病気の予防、治療に対応した幅広い栄養相談を得意としている。地域栄養サポート自由が丘にて、訪問栄養指導などの栄養・食事サポートを行っている。栄養士、管理栄養士、日本糖尿病療養指導士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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