内容説明
監禁、死の恐怖、逃亡、そして…もし、愛してはいけない人を愛してしまったら。しかも、その相手が「一家惨殺事件の犯人」だとしたら…。女子高生・千晴は突然、拉致され、そして監禁されてしまう。そこにいたのは二人のケダモノと、一人の「殺人鬼」だった―。「何回読んでも涙が止まらない」「こんなに感動した小説は初めて」「読まないと人生損する」など、魔法のiらんどで大絶賛の問題作。総合ランキング1位に輝いた。衝撃の結末に、あなたの涙腺は崩壊する…。
著者等紹介
宮崎小春[ミヤザキコハル]
京都市在住の大学生。『少女と殺人鬼』で書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Satomi
60
タイトルの通り、殺人鬼と少女の物語。ストックホルム症候群をあまりに美化していて不愉快ですらある。これは無い。2017/04/10
ミーコ
46
帯に釣られて読んだのですが・・・ 設定が違ってたら もっと感動したかもー。誘拐され監禁され、そしてこれは、うーん 現実では有り得ない気がします。 違う形での話なら 純愛だと思うんですけどー。千晴は幸せだったのでしょう。子供の将来なと色々深く考えると 暗くなってしまいますが…2015/08/22
有
21
なんか携帯小説みたいな話の進み方だなと思って巻末を見たら、本当に携帯小説だった。書き出しと装丁は大好き。ストックホルム症候群か本物か。千晴の気持ちも朝日の気持ちも、何処か遠くで鳴っているようで第三者目線になってしまう。矛盾点を探せばきりがないのだろうが、途中で飽きることは無かった。自分ならどうかと考えるが、こればかりはなんとも。愛の形は様々で、憎しみの形も様々。人と人であれば何処にでも、誰にでも起こりうる極端な愛と憎悪。この本は憎悪の部分が薄いので綺麗に見えるが、私は当事者だけの気持ちでは読めなかった。2013/02/13
にゃむこ@読メ13年生
16
ストックホルム症候群も甚だしい一冊。帯の煽り文句もデタラメ。なんだこれ。ケータイ小説の書籍化、ということで、内容は推して知るべし┐(´д`)┌ヤレヤレ2017/08/12
あっちゃん
15
表紙と題名のイメージと内容が私の中で微妙に違った…監禁された少女と犯人の中の1人との話!携帯小説だそうだけど、リアルにありそうで、私的には怖くて切ない(;_;)結構、重い内容だけど、読み口は軽くて読みやすい!2014/07/02