内容説明
1日30万人以上が摂取している「植物性乳酸菌」。そのブームには、現代人の腸内環境が大きく関係している。便秘、大腸がんなど腸疾患を抱える人の増加。昔ながらの和食が消え、欧米化した食卓。私たちの腸は、いったいどんな状況にあるのか、植物性乳酸菌をキーワードに、「第2の脳」といわれる腸の重要性を専門家が説く。腸内環境を変え、心身の健康を得るための一冊。
目次
第1章 「植物性乳酸菌」の人気のワケは、現代人の腸と食生活にアリ
第2章 知らなきゃマズい!?腸の重要性&現代人がかかえる腸疾患
第3章 100年で起きた日本人の腸内環境の大変化
第4章 腸の救世主!植物性乳酸菌の底ヂカラ
第5章 植物性乳酸菌パワーで腸トラブル改善!
第6章 今すぐトライ、腸の健康のための和食パワー&植物性乳酸菌ライフ
著者等紹介
松生恒夫[マツイケツネオ]
1955年東京都生まれ。1980年東京慈恵会医科大学卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長をへて、2004年松生クリニックを開業。主な専門領域は大腸内視鏡検査で、現在までに4万件以上施行。便秘外来を設け、地中海式食生活や漢方療法、ストレス対策としてのポップ・ミュージックを取り入れて効果をあげている
矢嶋信浩[ヤジマノブヒロ]
1951年東京都生まれ。カゴメ株式会社総合研究所主席研究員。理学博士。1976年東北大学理学部生物学科卒業。雪印乳業株式会社をへて、2001年より雪印ラビオ株式会社取締役開発研究所長に。2003年カゴメ株式会社総合研究所プロバイオティクス研究部長に就き(企業統合による転籍)、その後「植物性乳酸菌」や「ラブレ菌」の研究に携わる。2010年よりカゴメ株式会社総合研究所主席研究員、兼、先端領域研究チーム長を、また2011年より東京農業大学客員教授をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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