内容説明
庭の木が大きくなりすぎた。生け垣が茂りすぎて不格好。枝を切りすぎて芽が出てこない。どこで切っていいか、わからない―。自分で「剪定」は無理だと思っていませんか?初心者から、迷ってしまう中級者まで、きっと剪定できるようになります。
目次
庭木の剪定・基本編(自然な樹形のつくり方―幹を中心として外に広がる枝をつくる剪定;人工的な樹形のつくり方)
花木の剪定基礎編(はじめに知っておきたい花木の一生;決まった季節に花を咲かせるのはなぜ?;花木を剪定する目的 ほか)
花木の剪定応用編(適期を逃してしまったときの剪定;隔年咲きを防ぐ;大きくなりすぎたツツジを剪定する ほか)
庭木の樹形による分類
著者等紹介
玉崎弘志[タマザキヒロシ]
ジャパンガーデンデザイナーズ協会(JAG)会長。RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)コンテナマスター専門講座常任講師。明星大学造形芸術学科講師。2004年開催の浜名湖花博で、モネの庭を再現した花の美術館の設計が有名。2006年より(株)アイ・アンド・プラス取締役に就任、新たなガーデニングコンテンツの開発に取り組む。「NHK趣味の園芸」講師も務める。日本を代表するガーデンデザイナーのひとり。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさどん
15
とても丁寧で分かりやすいイラストの剪定指南書。木の生え方による違いや花をよくつけるための剪定がわかった。欲しい一冊。年一回はプロにお願いしているけれど、自分でマツやツツジまで手を出してみたくなった。よし!明日はベニコウガンとサルスベリをやるぞ。好きな本棚2022/04/08
たいけい
10
2021/08/07図書館から借りた本。全編イラスト。樹種別でなく木の性質を生かした剪定方法を教えている。なぜこういう剪定をするのかというのがよく解る。切り方一つでその後の枝の生え方が違ってくる。結果、樹形や花の咲き具合が異なってくることがよく解った。この本で基本を理解した上で樹種ごとの細かい剪定を学ぶのが合理的な気がする。家の庭に実際にある木が幾つか載っていた。それをこういうふうにしたいという構想が読んでいて湧いてきた。剪定の時期も木の休眠期や花芽がない時期に行うということが解った。買い求めたい一冊だ。2021/08/12
ochatomo
2
草とりも大変だけど、木の剪定が上手くないと形が崩れて大変 基本でもボリュームあるがしっかり読み込みたい 2011刊2017/10/28
ひろひろひろ
2
全ページ「カラーのイラスト」はこの本だけ。写真だとわかりづらいのよね〜。ありがたいわ。年間20万円かかっている実家の庭木剪定、来年からは俺に発注せよ(笑)2014/12/19
しらたま
2
おもしろそう!楽しみがまたひとつ増えました。2013/10/19