内容説明
子どもたちの前にならぶ未来へのドア、あけるのが待ちきれないドア、勇気が必要なドア、すっとひらくドア、重たくてきしむドア―むこうがわに広がっているのは。新しい世界への扉をあけようとしているすべての人たちに。
著者等紹介
マギー,アリスン[マギー,アリスン][McGhee,Alison]
児童書作家。“Rainlight”でミネソタ・ブック・アワード受賞、“Shadow Baby”でピューリッツアー賞にノミネートされるなど、多くの作品が高い評価を得ている。ミネソタ州在住
ユテウン[ユテウン]
韓国生まれの絵本作家・イラストレーター。ソウルの大学を卒業後、アメリカに渡る。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツ卒。ニューヨーク在住
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
創作絵本や海外絵本の翻訳など、児童書のさまざまな分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
80
希望があるっていいこと!親の愛は偉大だ。ほのぼのとした絵は韓国人が描いたらしい。やすやぎを読者にもたらす。ある場所で偶然手にした。我々には多くの可能性がある。ある子は新薬を開発し多くの人を救う。でも、ある子は人をたくさん殺すかもしれない。両者の分かれ目はどこにあるのだろう?読みながらそんなことを考えた。愛されなかった子は【死のドア】を開けたのか?それとも両親に愛されても希望のドアを開けられないのか?別の作品があるのなら読みたい。2020/07/22
アクビちゃん@新潮部😻
42
【図書館】ハードカバー版で再読。卒業を控えた6年生にピッタリの内容だけど、この絵本の読み聞かせは、技量が問われるんだよねー。はい、却下します(^_^;) 2019/12/12
かいゆう
37
「卒業する6年生にオススメ」と書かれている方が多くて読んでみたくなりました。子どもが生まれてから、何度こういう風に思っただろう。たくさんの可能性がある。いろんな世界を知って欲しい。楽しい事、うれしい事、たくさん見つけて欲しい。涙する時もあるだろうけど、この先いっぱいいろんな事が待っていると。だけど、少しその気持ちを忘れている事にも気付かされました。あれはダメ、これは危ないと、あけようとしていたドアを閉じてしまっていたのではないかな。思い出した今の気持ちを忘れずにいよう。2016/05/26
えり
33
あなたはどんな人になるだろう?どこへ行くだろう?どうやって答えを見つけるだろう?子供を思う親の素直な気持ち。幾つものドアを開けてゆく子供の姿を見守ることが、親の最大の喜びであり、誇りなのかもしれない。そして子供の感性を信じること、これもきっと大事なことなんだと思う。私そんな風になれるかな?絵がとても優しくきれいで、内容にぴったり☆2014/03/17
ここまま
30
これからあたらしいドアをあけて出ていく卒業生に。2015/03/13
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