ママ、南極へ行く!

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ママ、南極へ行く!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784072716441
  • NDC分類 297.9
  • Cコード C0195

内容説明

「和加さん、南極へ行くというのはどうだろうか?」いきなりの軽ーい提案(by研究室のボス)から始まった、ドタバタで、胸キュンな、地球サイズのファミリードラマ。

目次

第1章 ママは南極観測隊員(「南極へ行ってみないかい?」と、谷口先生は言った;夫の煩悶を黙って見つめた夜 ほか)
第2章 流氷を砕いて南の海へ!(洋上生活のスタートは船酔いでヘロヘロ;「総員起こし!」で一日が始まる ほか)
第3章 ママのいない大越家(家族の会話は洋上に届くEメールで;主婦化するパパ、仕事に生きるママ? ほか)
第4章 氷の国はミラクル・ワールド(南極大陸に接岸。新しい世紀が始まる;南極原人とアデリーペンギン ほか)
第5章 もう一度、海へ(南極のママから小学校のみなさんへ;ルンドボークスヘッダの夕陽の中で ほか)

著者等紹介

大越和加[オオコシワカ]
東北大学大学院農学研究科准教授。農学博士。専門は生物海洋学、多毛類生態学。2000年11月から翌年3月まで、第42次日本南極地域観測隊(夏隊)として南極観測艦「しらせ」に乗る。大学教員の夫と2人の子どもの4人家族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西澤 隆

3
文庫になっての再読では、ママを南極に行かせない計画を頑張った女の子が大学生になり、涙を飲み込み送り出した男の子がオーストラリアに暮らしたりする後日譚が登場し、あらためて子どもの成長を思う。ちっちゃい頃なんて短い間なのだから「手伝う」とかネボけたこと言ってないで自分のこととして子育てに関わらないとツマんないよ、世のお父さん(笑)。今あらためて読むと、これはまさに「夫婦も親子も家族を作る共同体。コレは誰の仕事とか押しつけあってないでなんとかブン回す日常をどう信頼しあって進めるか」の極限実験の記録でもあるのです2019/04/01

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