内容説明
1979年日本シリーズ第7戦、広島VS近鉄。どちらも初の日本一をかけて激突した雨の大阪球場。広島の1点リードで迎えた9回裏、近鉄にノーアウト満塁と願ってもないチャンスが訪れる。マウンドには、希代のリリーフエース、江夏豊が立ちはだかる。近鉄のみならず、闘将・西本幸雄監督にとっても悲願の日本一を目前にして、近鉄最後の攻撃が始まろうとしていた…。
目次
2009年、文庫化に当たって
第1章 球団創設30年目の美酒
第2章 戦いはすでにシリーズの前から!
第3章 セピア色の日本シリーズ
第4章 もうひとつの「江夏の21球」
第5章 近鉄初の日本シリーズを終えて
1979年日本シリーズ近鉄VS広島全記録
著者等紹介
佐野正幸[サノマサユキ]
1952年札幌市生まれ。神奈川大学卒。中学時代のファンレターが縁で懇意になった西本幸雄監督の所属する阪急、近鉄の応援団長として全国各地の球場を駆け巡る。作家の他に、コメンテーターなどとしても多方面にて活動。パ・リーグ中心のスタンド視点が特徴。北海道新聞「がんばれファイターズ」コラムを隔週連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 日本の美 竹