内容説明
いつか必ずやってくる大好きなものとおわかれするとき―『ちいさなあなたへ』のピーター・レイノルズ最新作。おとなと読むなら4才から、ひとりで読むなら6才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
29
【小学校】テスはたったの6歳だけど175歳の木はどれだけいろんなことを見てきたんだろう。木のお葬式なんてビックリしたけど、子どもの言うことだと無下にせず、寄り添ってくれる大人たちが素敵でした。2014/10/03
gtn
21
人であろうが無かろうが、生を全うした者は尊い。2020/01/30
Kikuyo
21
木のお葬式という発想が素敵。木は我々の生活サイクルとは違い長い時間を生きている。まるでタイムマシーンのような感覚を味わえた本。あたたかく優しい読後感。2017/11/29
anne@灯れ松明の火
21
隣市図書館で。ちょうど今朝、絵本ナビのメルマガで見つけて、読みたいなあと思ったところだった。ナイスタイミング! いつも一緒に過ごしてきた大事な木。テスのトモダチのような木。でも、年を取り過ぎ、嵐で折れてしまい、伐られてしまう。泣き悲しんだテスは、木のお葬式をする。子どもの思いつき、感傷と笑うことなく、式に列席して、木との思い出を語る大人たち。その真摯な対応にテスの心も癒されていく。自然と子ども、そして、子どもと大人の関係が素敵。2012/07/21
ごへいもち
16
読友さんご紹介本。2021/04/05