内容説明
“がん難民をつくらない、つくらせない”をキーワードに、早期から終末期まで、がんのすべてのプロセスに応じた体制をつくり、チーム・オンコロジー―医師・看護師・薬剤師・栄養士・放射線技師・作業療法士など各分野の専門家が力を合わせて診療にあたる―をめざす東札幌病院が実践する、再発したがん・転移したがんに対する治療とケアのすべて。
目次
第1章 がんの再発・転移とは
第2章 再発・転移したがんの治療で知っておきたいこと
第3章 がんの再発・転移とその治療
第4章 ホスピス・緩和ケア
第5章 心のケア
第6章 再発・転移したがんとの付き合い方
第7章 最期のとき
第8章 病人を看取る家族の方へ
著者等紹介
石谷邦彦[イシタニクニヒコ]
医療法人東札幌病院理事長。1945年生まれ。1969年札幌医科大学卒業。医学博士。米国アルバートアインシュタイン医科大学留学。その後、札幌医科大学第4内科助手、講師を経て、1983年医療法人東札幌病院創設。同病院の院長を経て現在に至る。1991年ニューヨーク市カルバリー財団より、緩和医療の国際交流に尽力したことにより、「アニー・ブラウン・ストア賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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