内容説明
大ベストセラー「婦人抄」が、今よみがえる!混迷の時代だからこそ耳を傾けたい珠玉の言葉がここに…。
目次
随想―女性として、妻として、母として、どう生きるか(女性にとって「創造」とは何か;実社会は、あなたの人間学校;生涯の宝となった私の結婚;妻の思いやりが夫を蘇生させる;妻の生きがい;溺愛と躾と社会と;新しい父親のあり方;信仰とは何か?)
箴言―あなたに贈る言葉(結婚;妻;母;家庭;人間・女性・信仰;幸福・美しさ;女性と社会;教養)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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9
友人のおすすめ第二冊。『香峯子抄』と共に『夫婦抄』としてセットにされる本書。多くの思索のきっかけともなる、著者と対話が出来る本と思う。『香峯子抄』が一人の女性の生き様とその模範的な姿を描くものであったのに対し、本書は哲学的な部分を様々な角度、特に家庭、子ども、新時代の女性の生き方、男性との違い等という視点から語られる。「幸福は追い求めるものではなく、ついてくるものである。幸福は結果としてあるものであって、その人がどう人生を生き切ったかの総体の表現である」。こころに響く。男性女性の分別以前に、人間たれ、と。2024/09/03