内容説明
睡眠時間5時間、講演で全国をかけ巡る、ソフトボール大会でバットを握る、ミュージカルで歌って踊る、こんなすごいおじいちゃん見たことない。96歳の現役医師・日野原重明先生が正しい「いのち」のつかい方を伝授。
目次
第1章 自分のいのちを人につかう(人からもらったやさしい善意を困っている人に、おすそ分け。「ペイフォワード」の教え;よど号ハイジャック事件の飛行機に乗り合わせた経験。これが、僕の「ペイフォワード」の始まり)
第2章 もうすぐ死ぬといわれたら(くよくよ、イライラと暮らすのもうきうき、ニコニコ過ごすのも同じいのちをつかっている;行き詰まったら立ち止まっていのちのタイムリミットまでに何がしたいか一度考えてみよう)
第3章 今日のいのちは未来のいのち(二度としたくないというつらい体験が役にたつから人生はおもしろい;欲望ではなく夢をもちつづける。「今日のいのちのつかい方」未来へのペイフォワード)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
東京・築地にある聖路加国際病院の理事長・同名誉院長、聖路加看護大学名誉教授などとして活躍。1911年生まれ。1933年、日本で最初の独立型ホスピスを創設。成人病を「習慣病」と名づけ、新語「生活習慣病」のきっかけとなった。2000年に日本の高齢社会に向けて「新老人の会」を結成、会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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航輝
4
図書館より本当に元気なお方で...前回読んだ100歳の金言の時よりも若いときに書かれているって言うのもあるかもしれないけど、多忙な日常を紹介されていてパワーをもらえる自己の体験から感じる言葉を綴られているので分かりやすく、言葉に重みを感じる。命は自分に与えられてた自由な時間いつまでもくよくよ悩み続けるより誰かのために使う気持ちのいい言葉実践していくことは難しいけどこの言葉を忘れずに生きたい2016/02/21
にゃんこさん
4
人からもらったやさしい善意を、こまっている人におすそ分け。『ペイフォワード』という素敵な習慣。日野原先生みたいに大きく生きていけるように齢を重ねたいと思いました。2014/07/03
chocomilk15
3
小さな本に大きな思いが詰まっていました。ペイフォワードという生き方(自分のためじゃなく誰かのために)に小さな1歩を踏み出したい。そう思わずにはいられなくなる本*2016/08/23
おかきん
3
与えられた親切に感謝し今度は自分が困っている人がいれば知らない人でも助けてあげる「ペイフォワード」生きたくても生きられない人がたくさんいる。今日一日に感謝し欲望に左右されない真に有意義な人生を作って行く。映画も観たくなりました2013/03/10
slow_life
3
ペイフォワード。 人からもらったやさしい善意を困っている人におすそ分け。 夢、すきなものを持つことが大切。 すきなものを役に立たせる。 自分だけがよくなるような欲望ではなく、その気持ちを人に向ける。 喜ぶ笑顔がみたい。 ひとのやくにたちたい。 幸せにしてあげたい。 元気にしてあげたい。 そう思えた時からペイフォワードは、はじまる。2010/09/20