内容説明
働きざかりで“うつ”になる。あなたも私もがんばりすぎ!うつの人、うつを支える家族に伝えるあせらない、困らないためのメッセージ。
目次
第1章 「うつ」になりまして…
第2章 もう何も考えられない
第3章 感情がコントロールできない!
第4章 事件です!新しい症状が…
第5章 「うつ」と前向きにつきあう決心をして
第6章 うつのためのハウツー&リラクセーション
著者等紹介
安部結貴[アベユウキ]
1963年生まれ。フリーランス・ライター。30代前半から10年間、うつに苦しみ、現在も治療を続けている。各分野のフリーランサーを束ねて広告制作など編集プロダクション活動も行っている。うつ病患者との交流も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
18
なるほど、苦しいのだと思いました。体が動かないのも別にそうしようとしてないのに自分を責めることも。そしてかなり傷つきやすく、でも見捨てて欲しくないようです。たまに感情もコントロールできない。まあ、自分のこともそう思うけどちょっと面倒だと思う気持もわからんでもありません。2018/05/29
kuma suke
5
本人による体験が書かれているので、本当にホントの気持ちが綴られている。2016/05/02
ゆうれいごまん
4
当事者の体験記を読んだのは初めて。エッセイのようにさくさく読めた。彼氏の反応とかリアルだわ〜よく頑張ったと思う。共倒れ寸前。家族にSOS出来るか出来ないかで回復が全然違ってくるのだろうな。全身麻酔をしたら一時的にうつが治ったという話、研究結果もあるらしいし、「うつ病ですね、全身麻酔しときましょう」って時代、来るのか?!前頭葉がリセットされるんだって。2015/08/19
4fdo4
1
医者が書いた「うつ」の本ではない 実際の罹患者が書いている 「あー、分かるわー」って箇所がわんさか。 読んでよかった。2016/08/08
at-
0
うつの体験記。/この前に読んでいた体験記は体験記というよりも自伝的な本で読みづらく途中で投げたのだが、この方の本はとても読みやすかった。症状はもちろん、そのときの感情など”そこが知りたかったんだ!”というところがしっかりと書かれている。/うつと言っても症状はさまざまで、回復のきっかけも人それぞれなんだなぁ。2011/08/20