目次
第1章 意外!こんな人が騙される(「騙される人」は、必ず2度騙される;騙される人は、紹介者にあざむかれる ほか)
第2章 騙されやすい人の行動と心理(わからない世界に平気で足を踏み込む人が騙される;そこの奥さん、あなたがいちばん騙されやすい ほか)
第3章 メールやサイトに騙される人(不用意に見知らぬ人とかかわりを持つ人は騙される;ある一定の年齢をすぎた女性は必ず騙される ほか)
第4章 男と女の仲は騙し合い?(「自分は不幸」とすがりつく男性に、女性は騙される;けじめのない人は騙しの迷路から抜けられない ほか)
第5章 騙されないための交渉術(綿密な計画を立てるとかえって柔軟な交渉の妨げになる;勝敗を決めるのは流れ。事実よりも流れが肝心 ほか)
著者等紹介
丸山和也[マルヤマカズヤ]
丸山国際法律特許事務所代表。1946年、兵庫県生まれ。69年、早稲田大学法学部卒業。上級職試験合格後、法務省勤務をへて、70年に司法試験に合格。75年に渡米、ワシントン大学ロースクールに入学し、卒業。ロサンゼルスの法律事務所に3年間勤務する。80年に帰国。企業間の紛争・交渉等を中心とした国際法務を得意とし、個人の問題にも幅広く取り組む。テレビ、講演会でも活躍。法律相談にとどまらず、エッセーなど著書の内容も多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
3
「疑い深い人」「頭がいい人」「強い人」は意外と騙されやすい。詐欺師ほど人の信用に足るすべてのものを持っている。騙されやすい3大職業は、教師・警察官・銀行員。人生にトラブルはつきもの。どんなときも心身の健康を維持できる人が本当の力量のある人。「騙す」「騙される」も人生のひとつの通過点にすぎない。丸山弁護士の本を初めて手に取りました。いろいろな「騙される」エピソードがあり、身近なところに潜んでいるものもたくさんあるのだと気づきました。法律がらみの話は興味があったので引き込まれました。2015/03/13
sennbei
0
交渉では流れが大切!交渉では相手の希望と落し所を知ること!2013/01/20
うおん
0
騙される人の特徴が分かりやすかった。裁判とか弁護士とかおせわになりたくないなぁ。海外のトラブルは日本の政府はあまりに力になってくれないものだと知った。2012/01/25
樹999
0
自分はだます価値のない人だから大丈夫… て思い込みも危ないのかな。一般人でも簡単に詐欺に巻き込まれる時代。恐ろしい。 弁護士の目から見た依頼人の姿がリアルに書かれている。何かお世話になることがあったらその前にもう一度読み返したいと思う。2011/08/17
海月
0
読者にだまされる人の特徴を啓蒙するハウツー本というよりは、むしろ丸山弁護士がこれまで経験した裁判などから教訓を導くノンフィクションの側面が強い。弁護士の交渉術を参考にするのは難易度が高いが、ぜひ実生活にも取り入れてみたい、そう思わせてくれた。2019/07/19