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サブリエル―冥界の扉〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784072529195
  • NDC分類 933
  • Cコード C0198

内容説明

『壁』を越えて古王国へ入ったサブリエルを待っていたのは、死体の山と、まっぷたつに割れたチャーター・ストーン―村々を守る聖なる石―だった。つぎつぎと蘇る死霊や奴霊たちの手をのがれ、アブホーセンの館に到着すると、謎めいた白猫がいて、サブリエルの父は三週間前に、古王国の都ベリサエールに向かう途中で消息を絶ったと教えてくれた。宕界の何者かが糸を引いているにちがいない…。サブリエルは『死霊の書』と白猫モゲットとともに、ベリサエールに向かった。1995年オーストラリア・ファンタジー大賞受賞、1997年度米国図書館協会ベスト・ブック選定。

著者等紹介

ニクス,ガース[ニクス,ガース][Nix,Garth]
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。キャンベラ大学卒業後、編集者となるが、その後、ヨーロッパ、中近東、アジアを放浪。マーケティング・コンサルタント、出版エージェントを経て、現在にいたる。『古王国記』で、ファンタジー作家としての確固たる地位を獲得

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業、埼玉県在住。英語圏のヤングアダルト小説を中心に翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はんみみ

15
最後の戦いに少しショックを受けた。すべてが「向こう岸」で終わるものかと思っていた。ワイヴァリー学園での学園生活いいなぁ、魔法に近い土地で全寮制でハイソな教育。主従の転換のシーンで胸が熱くなった、二人の関係も続きが楽しみ。2014/03/01

こめっこ

12
映画化して欲しい物語。引き込まれてすぐに読み終わりました。読みやすく、ダークファンタジー好きならオススメしたいです。冥界の世界を描く作品で色々なアイテム、登場人物が魅力的。2022/09/29

Nagomin

10
王家の墓から、タッチストーンを救い出し、旅の仲間が、増えたことで、急展開で物語が進んでいった。終始謎が多く、あまり物語に入りこめなかったのが少し残念だった。続編を読めば、もう少し古王国のことなどが分かるのだろうけど、続編は読むか迷い中、、、。2021/09/30

しろ

9
☆6 割りと回収されていない伏線を残しまくったままだが、とりあえず一つのエンディング。たしか三部作とかそれくらいだからそんなもんだけど、ここからも面白そう。モゲットがどうなったのか気になる。2015/04/05

寧々子

8
魔術師としては知識も魔術も未熟なサブリエルの行く手に次々と襲い掛かる死霊たち、死後の世界に流れる冥界の川、魔術によって揺らめくチャーター・マーク・・・映像として浮かんできそうなくらい臨場感があり惹きつけられました。 下巻では多くの謎の答えがわかったけど、読み終わっても謎は残るし安心できません。 それにしても・・・最後の戦いは壮絶だったけど、白猫と黒猫があくびをして丸くなり眠る姿を想像すると、可愛すぎて困ってしまう~♪ 2014/05/28

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