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糖尿病を上手にコントロールする生活術―先輩患者さんの失敗・カン違いから学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784072490532
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C2047

出版社内容情報

糖尿病治療の要は、患者さんの自己コントロールにあります。事実、糖尿病の治療法はほぼ確立しており、実はそのほとんどを、患者さん自らが実行しなければなりません。それというのも、糖尿病の治療法とは、食事や運動などの生活・習慣を正すことにほかならないからです。このことが、糖尿病治療の難しさを招きます。多くの患者さんは、自分の欲望と自制のシーソーゲームの中で、治療のコツを誤解したり曲解したりして迷路にまよったり、逆効果の方法を試したり、治療を放棄して自暴自棄になったりしがちです。本書は、糖尿病の専門医である著者が、患者さんが最も陥りやすい落とし穴、罠、カン違い、失敗を、多くの臨床経験を通じて網羅的に収集し、そうした問題点ごとに適切なコメントとアドバイスを与えた1冊。本書を読めば、患者さん自身が、糖尿病を克服するための、糖尿病コントロールのいちばん大事なコツを、生きた知識とともに体得できるに違いありません。

内容説明

こんなにある糖尿病治療に対するカン違い、誤解、まちがい、失敗。多くの先輩患者さんたちが陥ってきたそんなワナから抜け出せば、糖尿病のコントロールは成功し、血糖値は改善します。そのための適切で生きたアドバイスを、臨床の専門家がていねいに、やさしく説明します。

目次

第1章 糖尿病に直面するとき
第2章 食事療法をやるのは、なぜ、なんのために
第3章 食事療法のコツや食品選び
第4章 運動療法をやるのは、なぜ、なんのために
第5章 安全で効果的に運動療法をやるには
第6章 生活上の注意と自分で行う検査・測定
第7章 飲み薬療法とインスリン療法

著者等紹介

松葉育郎[マツバイクロウ]
1954年アメリカ生まれ。東京慈恵会医科大学卒業後、同大学院をへてハゲトロン研究所(デンマーク)研究員。帰国後、東京慈恵会医科大学講師をへて、1991年に松葉医院を開業。1994年4月に地域の医療スタッフのために、川崎糖尿病懇話会を設立。聖マリアンナ医科大学講師も兼任。医学博士。日本糖尿病学会評議委員および専門医。日本内科学会認定医。日本糖尿病協会関東支部理事。全国臨床糖尿病医会理事。神奈川県内科医会幹事(糖尿病対策委員会委員長)。神奈川糖尿病医会幹事。神奈川糖尿病セミナー幹事。川崎糖尿病懇話会幹事。東京臨床糖尿病医会幹事。糖尿病スタッフ教育研究会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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