出版社内容情報
近年、働きざかりの男性に痛風持ちが急増しています。事実、全国の推定患者総数は今や50万人とも60万人ともいわれるうえに、健康診断で「尿酸値が高い」と警告される痛風予備軍、つまり高尿酸血症の患者さんは約500万人いるとされます。放置しておくと高血圧や動脈硬化、腎臓病などを併発する恐れのあるこの痛風・高尿酸血症を克服するカギは、なんといっても尿酸値を下げること。「飽食病」といわれるだけに、そのためのポイントは食事にあります。毎日の食事をチョッと変えるだけで、尿酸値を下げることができるのです。本書は、効果的に、かつ確実に尿酸値を下げ、痛風を起こさないための献立を立てるうえで必ず役立つ１冊。主菜・副菜・もう一品のレシピを自由に組み合わせる方式であるため、好みに合わせて献立のパターンは無数。加えて、美味しさにこだわったレシピを満載しました。痛風患者さんとその予備軍に光明を与える、食べる楽しさにあふれた決定版です。
内容説明
本書を使えば…痛風で悩む人、尿酸値が高い人のための理想的な食事が作れます。食べられる量がすぐわかり、めんどうな栄養計算はいっさいいりません。１日に必要な栄養素をバランスよくとることができます。ご家族の方にも召し上がっていただける、おいしいメニューが作れます。塩分摂取量１日１０ｇ以下を目安にした減塩食が作れます。変化に富んだ和・洋・中のさまざまな健康料理が作れます。
目次
血液中の尿酸を減らし、栄養バランスの要となるおかず 主菜（魚介料理；肉料理；豆腐・大豆製品料理；卵料理）
尿酸を排出しやすくする野菜や海藻中心のおかず 副菜（あえ物；炒め物；サラダ ほか）
ビタミンやミネラルを補給する野菜と海藻の小鉢おかず もう一品（あえ物；おひたし；サラダ ほか）
著者等紹介
吉田美香［ヨシダミカ］
管理栄養士。糖尿病療養指導士。１９９６年、服部栄養専門学校卒業後、食材の宅配会社に勤務し、メニュー開発や糖尿病食の献立作成に従事。その後、医療・健康情報の提供や医療施設での栄養指導に携わるなど、多方面で活躍中
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