出版社内容情報
創価学会名誉会長・池田大作氏(76歳)の夫人・香峯子さん(72歳)のはじめての半生記。夫人がインタビューに答える形で、率直に自分の人生を語り尽くしています。子ども時代から、池田氏との運命の出会いと結婚、子育て、家計のやり繰り、夫を支える知恵、女性の社会貢献や友情などについて、心温まるエピソードをふんだんに交えながら語られる夫人の生き方には、読む人の心をやさしく励ますヒントがいっぱいです。ご夫妻の結婚式の写真や、ご子息たちとの家族写真のほかに、家計簿の記入欄やびっしりと書き込まれた日記帳の写真など、約75枚の貴重な写真が入った、見る楽しさもいっぱいの一冊です。セピア色の写真に、なつかしい昭和の家族の姿を思い出すこともできます。今回は、特別に、夫の池田大作氏が撮影したはすの花の写真をカバーに使用し、ご長男の博正さんには「まえがき」を書いていただきました。第1章 娘時代、第2章 恋愛と結婚、第3章 楽しいわが家、第4 章幾山河、第5章 微笑み賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
48
頂き物。人生を女性として、妻として、母として強く正しく美しく生きるためのヒントが満載。つつましく強くたくましい生き方が多くのことを学びそうなりたい人種をたくさん生み出してはみたものなかなかそう離れないのは現実だ。①人のため社会のために生きる②すべての人のために誠実になる③信念は突き通す④勝つことより負けないこと、そのことが、すべてに勝つことになる―と言われている。子は親の背中を見て育つというから結局は子供が先に頑張れと言うことである。 また家計やりくりについても触れられており、実用的な部分もある。2015/07/01
wiki
11
ある青年より、男こそ読むべきだとの言葉を受けて読む。民衆の土台より立ち上がった全く新しい団体の会長を長年務めた指導者の妻であるが、そのインタビューに滲む姿はなんと率直で、飾り気のないことか。ただ爽やかにある振る舞いは、一見苦労もなかったのかとさえ思うが、とんでもない。激務の夫を支える為に"廊下に絨毯をしいて寝る"生活。まして夫の会長就任からは、夫は家庭から居なくなったものと捉えて子ども3人を育て上げた。疲労がたたって肝臓を病んだ事さえある。ここまでの苦労を一つも見せずに笑みを湛える福徳の深さを知る。感嘆。2024/09/02
しゅう
5
ジョブズの伝記と並行して読んだ。IT業界の寵児の人生よりも、一人の主婦の偉大な奇跡の方が感動した。 家庭の在り方、夫婦円満の秘訣が書いてあり、賢い女性の見本のようだと思った。
suuup
4
主婦の鏡というか、妻、母、女性としての鏡だとおもった。2013/01/24
ニノちゃんが大好き
3
結婚・出産について悩んでいて、同じ組織で活動している友人に相談したところ、貸してもらった一冊です。香峯子夫人の女性として、母として、妻としての生き方が周囲の目を通して書かれています。これを読んだからといって、悩みが消えるわけでも、軽くなるわけでもなかったですが、香峯子夫人のことを知ることができてよかったと思います。読んだら家計簿をつけてみようかなって思いました。2015/08/14