出版社内容情報
最後まで元気に、人間としての誇りを失うことなく生きていきたい。なるべく自分のことは自分でできるようでありたい。丈夫な足と、考える力を残し、おいしいものをおいしいと思える舌もとっておきたい。あるときは人様のお世話も素直に受け、ほどほどにかわいげのあるおばあさんではありたいが、自分のできることを減らさない工夫だけはしていきたい。そう思っている人のために、82歳の現在も、たった一人で昔の家に住み、自分のために料理を作り、本を読む日々を送る「桑井いね」こと西川勢津子さんが、すべてのシニアと、シニア予備軍(団塊の世代)のために書き下ろした1冊。2001年に54年連れ添ったご主人を亡くしたあと、79歳から一人暮らしを始め、なんと4回もの転倒事故や入退院を繰り返すも、現在は、さまざまな工夫で一人暮らしを楽しんでいる著者の言葉は、多くの人に勇気と生きる希望を与えてくれる。今日からでもまねできる生活の知恵を満載。
内容説明
『おばあさんの知恵袋』でおなじみの著者が、何度も転んだ実話をもとに伝授する、毎日をいきいきと暮らしてゆく82歳の知恵袋とは。
目次
第1章 「明日はないもの」と思って暮らす(蚊帳を吊る前;「明日はないもの」は若いときからのモットー ほか)
第2章 ちょっと転んだばっかりに(後頭部を強打する;すべって、弁慶の泣き処を切る ほか)
第3章 転倒予防教室(転倒予防教室に入る;教室の費用 ほか)
第4章 よい病院、わるい病院(よい病院;「心優しきヤブ医者」には、ご用心 ほか)
第5章 支えてくださる人々(加齢と変化;支えてくださる人々 ほか)
著者等紹介
西川勢津子[ニシカワセツコ]
1922年生まれ。日本女子大学家政学部2類(化学専攻)卒業後、陸軍の研究所で生化学の研究に従事。NHK放送記者一期生となる。結婚後、母校と熊本大学で研究生活。科学的視点とユニークなアイディアで家事評論家の草分けとなり、幅広い読者層に支持されている
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感想・レビュー
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