出版社内容情報
あらゆるスポーツの中で最もメンタルに左右されるのがゴルフ。世界のトッププロですらちょっとした気持ちの乱れからスコアを崩したりするのだから、月に1回コースに出るような「月1ゴルファー」ならなおさらだ。クラブはいいのにいつまでたってもうまくならない、と嘆くあなたには技術よりもまずメンタル面のトレーニングが必要かもしれない。主な内容は「1章 日頃の練習時」「2章 ラウンド前日~ゴルフ場まで」「3章 ラウンド直前」「4章 コースに出てから」「5章 技術とメンタル」と5つのシチュエーションにあわせて、「集中力の強化」「リラクゼーション」「イメージトレーニング」「ミスからの気持ちの切り替え」「条件づけの訓練」「プラス思考の学習」等メンタルトレーニングの方法を具体的にわかりやすく解説していきます。スポーツのメンタルトレーニングの第一人者が書き下ろした本書は、駅のホームでついつい体が動いてしまう「ゴルフ命」のサラリーマン必携の1冊です。
目次
1 日ごろの練習時のメンタルトレーニング(練習場での打席を決めておく;練習場では自分の両隣の人を無視せよ ほか)
2 ラウンド前日~ゴルフ場までのメンタルトレーニング(メンタルリハーサルを必ず実践しよう;いっしょに回る人の性格分析をしておく ほか)
3 ラウンド直前のメンタルトレーニング(スタート前には苦手な練習はするな;直前の素振りは20分くらいかける ほか)
4 コース上でのメンタルトレーニング(バンカーのことは考えるな;99%の準備と1%の運 ほか)
5 ゴルフの技術とメンタルトレーニング(足の裏で地面をつかむイメージと根が伸びるイメージで下半身安定;関節の動きをイメージする ほか)
著者等紹介
高畑好秀[タカハタヨシヒデ]
1968年広島市生まれ。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ心理学専攻卒。日本心理学会認定心理士資格を取得。同大運動心理学研究生修了。日本スポーツ心理学会会員。日本コンディショニング&アスレティックトレーナーズ協会(JCAT)公認スポーツ心理学講師。富士アスレティック&ビジネス専門学校スポーツ心理学講師。NPO法人コーチズ・スポーツ医科学チームリーダー。2003年度、パームスプリング・ゴルフアカデミーにおいてスポーツ心理学アドバイザーとしてプロゴルファーの卵たちを指導。プロ野球、ゴルフ、Jリーグなどのプロスポーツ選手やオリンピック選手たちのメンタルトレーニングの指導も行う。SSスポーツ科学ラボを結成し、スポーツ医科学による選手のチームサポートも行っている
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