出版社内容情報
この本を読めば、初めての人でも簡単に俳句が作れます。また、なぜか句会で自分の俳句が選ばれないという人も、一読すればそのわけがわかります。世に俳句の作り方・上達法は数多くありますが、いちばんいい方法は「添削」です。一句一句について、その場で具体的に直してもらい、なぜそう直すのかを指導されるため、覚えやすく、身につきやすいからです。上達をめざす人が句会に参加するのもそのため。本書は、全ページ添削だけで構成した初めての俳句の本です。原句・添削句を並べ、なぜこう添削したかをわかりやすく記し、句作のヒントを述べ、さらに、私(著者)ならこう作る、という一句も掲載しました。内容は「まず五七五に」から始まり、「季語・季重ね」「旧字・旧かな」「や・かな・けり」「三段切れ」「即き過ぎ」「上下の入れ替え」……など、実に110項目。初心者はもちろん、中級者も必携の座右の一冊です。特典として著者の無料添削が受けられます。
内容説明
1テーマごとの添削形式なので俳句の作り方が一目でわかる。ついやってしまう悪い癖が知らないうちに消えている。句作で普段から疑問に思っていたことがすっきり氷解する。句会で「最近、よくなりましたね」とほめられるようになる。目の付けどころが変わり、詠みたいテーマがはっきりする。言葉の選び方、表現の方法が今までとまったく違ってくる。
目次
第1章 まずは基本を身につける―五七五の定型、一句一季語、切字を使う、これが基本です。(五七五にしよう;「拗音」の数え方 ほか)
第2章 いろいろな技法―技法を使いこなさなくては、思いは伝わりません。伝わってこそ感動。(ひらがなを使いこなす;漢字を使いこなす ほか)
第3章 こういう句はこうする―一句一句、言いたいことは違いますが、すべて、技法をどう駆使するか、にかかっています。(説明は避ける;ポイントを絞る ほか)
第4章 より高度な表現をめざして―同じテーマでもより強い表現があります。まだまだ奥の手あり。(物で表現する;比喩を考える ほか)
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