いとしのリトルブルー

松園 直美【作】/伊藤 正道【絵】

主婦の友社（2004/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 22cm
• 商品コード 9784072435991
• NDC分類 E
• Cコード C8795

出版社内容情報

体が小さく、歌も苦手、体の色もほかの友だちと少々違っている小鳥のリトルブルー。ときには仲間からいじわるされることもあるけれど、好奇心と冒険心をもって、充実した日々を生きています。そんなリトルブルーをいつも励まし、慰め、深い愛情で見守る母親。そんな母親に支えられ、リトルブルーは「ぼくのたからもの」と名づけた金色に輝くかなたの山へ、自分の意志で旅立っていきます。いまや、ごくふつうの子どもを持つふつうの家庭の母親が、どのように子どもと接したらよいのか迷い、毎日の育児に重圧を感じています。子どもたちも自分に自信がもてず、友だちとの関係に翻弄されています。この絵本は、お母さんには『親ができる最大にして最良のことは、わが子を信じて見守ること』というメッセージを、子どもたちには『いつも明るい気持ちで自分の信じる道を進んで行こう』というメッセージを伝えるために描かれました。

内容説明

小さくて歌も苦手、体の色もめだたない小鳥のリトルブルーと、かれをいつも励まし、慰め、深い愛情で見守るお母さんの物語。

著者等紹介

松園直美［マツゾノナオミ］
１９６１年岐阜県生まれ。東海女子短期大学児童教育学科卒業。幼稚園教諭として６年間勤務。９４年から自宅で３才から就学までの子どもを対象に、造形や生活技術を学ぶ手作り幼児教室を主宰。また地元の幼稚園や小学校で、子どもたちやそのお母さんに絵本の読み聞かせと講師活動を積極的に行っている。中学生と小学生の男の子の母。名古屋市在住

伊藤正道［イトウマサミチ］
１９５６年神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。「マフィーくんとジオじいさん」のキャラクターで知られる人気イラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[なおなお]

小さくて歌も苦手で、体も青くてめだたない小鳥のリトルブルーと、そんなリトルブルーをいつもあたたかく見守ってくれるおかあさんのお話。ある日高い山の向うに行ってみたいというリトルブルーの背中を押し、しあわせを願うおかあさんの姿がちょっぴり切ないです。

2015/02/03