出版社内容情報
血液中の中性脂肪やコレステロールがふえすぎた状態を、高脂血症といいます。高脂血症は、動脈硬化を引き起こす大きな要因であり、動脈硬化によって心筋梗塞や脳卒中などが起こってきます。本書は、この高脂血症がどのような病気で、どのように治療するかを、一般の読者に理解していただくことを目的にしています。そのために、中性脂肪やコレステロールがどのようなもので、それらがなぜ血液中にふえすぎ、動脈硬化の要因になるのか、どのような仕組みで動脈硬化を起こし、動脈硬化がどんな致命的な病気を招き寄せるのか、さらに、その他の危険因子を説明すると同時に、コレステロール値を改善し、動脈硬化性の病気を予防するための食品選びや食事のとり方、生活法などをできるだけやさしく説明したうえで、具体的な治療法をくわしく解説してあります。
内容説明
本書は、高脂血症がどのような病気で、どのように治療するかを、一般のかたに理解していただくことを目的にしています。そのために、中性脂肪やコレステロールがどのようなもので、それらがなぜ血液中にふえすぎ、動脈硬化の要因になるのか、そして動脈硬化がどんな致命的な病気を招き寄せるかをできるだけやさしく説明したうえで、具体的な治療法をくわしく解説してあります。
目次
第1章 高脂血症がどんな病気かを知るための基礎知識
第2章 これだけは押さえておきたい高脂血症と動脈硬化の深い関係、高脂血症が原因のその他の病気
第3章 高脂血症の検査と診断、治療の基本
第4章 治療の基本となる食事療法の方法とコツ
第5章 高脂血症を治し動脈硬化を防ぐ生活の注意と工夫
第6章 高脂血症を治し動脈硬化を防ぐ薬物療法
著者等紹介
石川俊次[イシカワトシツグ]
内科医師。医学博士。1969年、慶応義塾大学医学部卒業後、同大学医学部助手、のち東京慈恵会医科大学附属青戸病院内科講師、1988年助教授。その後、1991年防衛医科大学校第1内科講師、1997年同大学校助教授を経て、1999年より現職。専門は脂質代謝、動脈硬化。慶応義塾大学医学部客員助教授も兼任
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