出版社内容情報
好評の「よくわかる最新医学」シリーズの最新刊。特定疾患(いわゆる難病)の1つで、近年患者が急増しているパーキンソン病の最新治療法から日常生活のケアまでを、図版を多用してわかりやすく解説。第1章 パーキンソン病とはどんな病気か、第2章 パーキンソン病の検査と診断(パーキンソン病の症状の特徴、パーキンソン病以外の病気との見分け方、パーキンソン病がたどる経過など)、第3章 パーキンソン病の治療(治療に使う薬の種類と特徴、薬の飲み方の注意とポイント、合併症の治療、新しい治療など)、第4章 パーキンソン病のリハビリテーション(どんなリハビリテーションがあるか、リハビリの目的と効果、生活療法など)、第5章 日常生活のケア(転倒を防ぐために、食事や調理法の工夫、入浴のときの注意、心のケアなど)、第6章 パーキンソン病に役立つ情報(医療制度や福祉制度の利用法、医療費と介護保険、インターネットの活用法、患者会の活動、専門病院のリスト)。
内容説明
パーキンソン病の治療は薬が中心になります。そこで本書では、いま認可されている薬だけでなく、治験中の薬についてもふれています。また、いま急速に術数がふえている脳深部刺激療法や、研究段階にある細胞移植治療や遺伝子治療など、外科的療法の可能性についても述べています。さらに、長い療養生活を支えていくためのリハビリテーションや社会制度についても、多くのページをさいて紹介しています。
目次
第1章 パーキンソン病とはどんな病気?症状は?
第2章 パーキンソン病の検査と診断
第3章 パーキンソン病治療の基本は薬物療法
第4章 症状が進んだときの対処法
第5章 リハビリテーションは日常の機能を支えるための療法
第6章 患者と家族のための日常生活のケア
第7章 療養生活を支える福祉制度や情報
著者等紹介
山之内博[ヤマノウチヒロシ]
新潟県生まれ。昭和41年、金沢大学医学部卒。昭和42年、金沢大学医学部第二内科(村上元孝教授)入局。昭和47年、東京都老人医療センター神経内科、昭和59年、ウィーン大学神経学研究所留学、平成3年、東京都老人医療センター神経内科部長、平成12年より副院長。専門は神経内科学、老年医学(特に老年者の脳血管障害、パーキンソン病、痴呆性疾患)。日本神経学会、老年医学会、脳卒中学会、内科学会の評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 学校運営の法務Q&A