堀越希実子の着物ごよみ

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784072423875
  • NDC分類 593.1
  • Cコード C2077

出版社内容情報

著者は歌舞伎役者の市川團十郎夫人で、着物デザイナーとしても活躍中。2004年5月には、長男・新之助が11代目市川海老蔵を襲名したこと、その襲名披露の舞台で夫・團十郎が突然の白血病に倒れたこと、そして5ヵ月後にはパリの海老蔵襲名公演で奇跡の復活を遂げたことなどで話題となりました。名門成田屋宗家をいつも内側から支えている著者の、お手本にしたい着物の着こなしを、季節ごとの成田屋の行事に沿って、1月から12月まで写真暦で紹介します。本人のほかに、親子二代で着る着物のモデルとして長女で海老蔵の妹の智英子さんにも登場願いました。役者の妻は、夫や息子に代わって裏方としての膨大な仕事をこなさなければならず、そのほとんどの場に着物姿で出かけていきます。お客様より目立ちすぎず高価すぎず、かといって役者の妻としての華やぎも忘れず、ほどよい色柄の着物を着ることを、著者は「出ず入らず」と表現しています。病癒えた團十郎から愛妻へのはなむけの一文つき。

内容説明

夫・市川團十郎、息子・市川海老蔵を支える成田屋宗家夫人の着物十二カ月。

目次

一月(初月)寿ぎの日に
二月(麗月)色ぼかしの着物
三月(桃月)大島
四月(卯花月)春花衣
五月(菖蒲月)京刺繍を訪ねて
六月(葵月)幻の織物、薩摩絣
七月(文月)絽の着物
八月(葉月)翠紗の着物
九月(長月)織りの着物
十月(神無月)華やぎの日の色留袖
十一月(雪待月)お茶席での着物
十二月(終月)お対の着物

著者等紹介

堀越希実子[ホリコシキミコ]
歌舞伎役者、十二代目市川團十郎夫人で、十一代目市川海老蔵の母。東京生まれ。学習院大学仏文科卒業後、1976年に当代團十郎丈(当時海老蔵)と結婚。江戸歌舞伎を代表する名門市川宗家の妻として、母として、多忙な日々を送る。着物と触れ合う日常のなかで磨かれたセンスを生かして、十年前より、京都の着物メーカー(株)じゅらくで成田屋由縁の着物ブランド「茶屋ごろも」のデザイン・監修を手がける。深い色合いの地色や伝統の文様、刺繍などにこだわった着物は、多くのファンを持つ人気ブランドに育っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りら

1
図書館。は~、目の保養になった。写真は全部カラーだともっと良かったのに…、それだけが残念。こんな着道楽、うらやましすぎる~。着られる期間がとても短いという無双の着物と真夏の翠紗の着物に特に惹かれた。これらもきっとお持ちの一部だと思うと、一体どれだけの着物を持っていて、タンスはどんなことになっているのだろうか、管理も大変だろうなぁ…と余計な心配をしてしまう。洋服より着物はずっと贅沢で長く楽しめる、としみじみ感じた。実物を手に取ってみたい衝動に駆られる。2013/05/18

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