出版社内容情報
10代半ばから40代後半まで、あるいは50代前半までの40年間近い歳月、女性が毎月付き合っていく月経―女性を女性たらしめているシンボルであると同時に、人類存続のために不可欠の生理現象であり、健康のバロメーターでもある月経ですが、順調さを欠き、月経痛や月経不順に悩まされている女性が意外と多いもの。毎月、一週間近く、痛みや体の不調に悩まされるとしたら、しかも長く放置すれば不妊にまでつながるとしたら、その生活のQOLは大きく低下し、損失は計り知れません。本書は、数日がまんすれば、いったん軽快する時期があるため、ついやりすごしてしまいがちな月経痛や月経困難症のメカニズム・治療法・生活法などをていねいにわかりやすく解説します。特に、気分が沈んでイライラしがちなブルーデイをバラ色に変えるヒントとして、食事・運動・入浴・アロマテラピー・ツボ療法など、日常生活についてのきめ細かいアドバイスがいっぱい、体験例も豊富です。
内容説明
早期治療で快適な生活を自分で治せる、自分で防げる。痛い・つらい・苦しい…こんな悩みを吹き飛ばす。毎月のブルーデーをバラ色にトラブル解消のアドバイスがいっぱい。
目次
1 月経のメカニズムと役割(月経は健康管理のバロメーター;子宮と卵巣の仕組み ほか)
2 月経トラブルの症状と原因(月経が始まらない―原発(性)無月経
月経が止まってしまった―続発(性)無月経 ほか)
3 月経トラブルの診察と検査(婦人科を受診する前に;基本の診察と検査 ほか)
4 月経トラブルの治療法(原発無月経の治療とケア;続発無月経の治療とケア ほか)
5 月経期間を快適に過ごすセルフメディケーション(月経トラブルを軽くするセルフケア;健康な体をつくるバランス食事術 ほか)
著者等紹介
安達知子[アダチトモコ]
総合母子保健センター愛育病院産婦人科部長・医学博士。1978年、東京女子医科大学卒業。1985年、米国ジョンス・ホプキンス大学に留学。帰国後、東京女子医科大学産婦人科講師をへて、1995年助教授、2004年4月より現職。日本産科婦人科学会代議員、日本不妊学会・日本受精着床学会評議員ほか、多数の学会に所属しており、内閣府(旧総理府)、厚生労働省の各種委員会などでも幅広く活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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