出版社内容情報
子育てがむずかしいと言われるいまの日本だからこそ、小学校入学までに、わが子には基本的生活習慣と、さらに社会の中で他者ときちんと関わっていかれる対人(コミュニケーション)能力を身につけてほしい。そんな親の願いを実現するために、親自身ができることは何かを、子どもの年齢と発達段階に応じてとりあげた「現代のしつけ」の決定版。「0~1才半までの赤ちゃん時代」、「1才半~2才代の自我が芽生えるころ」「3才代 セルフコントロールが芽生えるころ」「4才から就学までの仲間意識の芽生えるころ」という年齢別の4章で構成しています。乳幼児期を通して、すこやかな子どもに育つための親の心構えと具体的な子育ての術が、この1冊の中に凝縮しています。
内容説明
リズムのある食生活と食事のマナーを身につける。子どもの「いや」にどうつきあうか。歯みがき、入浴、トイレのしつけで清潔と健康を保つ。あいさつや整理整頓がしっかりできる子に。公共の場や集団生活の中でのルールを教える。
目次
1 赤ちゃんのころ(0~1才半)(アタッチメントの形成が「しつけ」の土台になる;「学習」する赤ちゃん ほか)
2 自我が芽生えるころ(1才半~2才代)(1才半~2才代の子ども;食事のしつけ ほか)
3 セルフコントロールが芽生えるころ(3才代)(家庭から外の世界へ;食事のマナー ほか)
4 仲間意識が芽生えるころ(4才~就学まで)(4~5才代の子どもの特徴;社会性を育てる ほか)
著者等紹介
菅原ますみ[スガワラマスミ]
1958年東京生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程満期退学(文学博士)。現在、お茶の水女子大学助教授。専門は発達心理学、発達精神病理学
汐見稔幸[シオミトシユキ]
1947年大阪府生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は教育学、教育人間学
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