働きざかりのこころの病気―こころの不調のサインを見逃さない

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784072399361
  • NDC分類 498.8
  • Cコード C2047

出版社内容情報

長引く不況によるリストラの不安、職場のストレス、長時間労働、身体的・生理的な変化、などが原因で、30~50代の働きざかりのサラリーマンの「こころの病気」が急増している。本書は、「うつ病」を中心に、「不安障害」「心身症」「身体表現性障害」などのこころの病気を取り上げ、その症状から治療法までを、具体的な事例などを挙げながらわかりやすく解説している。いずれにしても、こころの病気は、かぜのようにだれでもかかりうる病気であり、きちんと治療すれば必ず治る病気である。治療効果を上げるためには、なんといっても早期発見、早期治療が決め手であり、そのためにも、本人はもとより、家族や職場の同僚・上司にとっては、「こころの病気」に関する正しい知識を持つことが、何よりも大切である。本書は、働きざかりを襲うさまざまな「こころの病気」の簡便なガイドブックである。

内容説明

本書では「働きざかり」の年代の人々に焦点を当てている。年齢でいうと30~50代半ば。そのうちでも特に男性のサラリーマンを中心に多く見られる「こころの病気」の数々を、軽い状態から病的なものまで、それぞれの段階に応じて取り上げている。中でも、うつ病と不安障害を中心に解説している。そして最後の章では、今、ちょっとした気分の落ち込みを感じている人のために、こころの健康のためのトレーニング法も紹介した。

目次

プロローグ 「こころの病気」はだれにでも起こりうる
第1章 働きざかりにはストレスや不安のタネがいっぱい
第2章 ストレスと「こころの病気」の関係
第3章 働きざかりの「こころの病気」にはどのようなものがあるか
第4章 「こころの病気」は、働きながらの治療が可能か
第5章 「こころの病気」の診断と治療―いかに働きながら治療するか
第6章 ストレスとうまくつきあうこころの健康法
第7章 うつ病性障害になった人への家族のケアと職場の対応

著者等紹介

坪井康次[ツボイコウジ]
昭和24年生まれ。東邦大学医学部心療内科教授。臨床心理士。心身症、感情障害、不安障害、自律神経失調症、バイオフィードバック療法、心理療法、音楽療法などに詳しい
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

epicurean

0
うつ病が日照時間に関係するとは面白いなと思った。ストレスをストレスとして受け入れ、自分を向上させるための適度な刺激となるようにうまくコントロールできるといい。失敗や落胆を、失敗のまま記憶せずに、再び挑戦して「問題解決できた」という記憶に塗り替えることができれば、落ち込むことも少なくなると思う(^^)2011/02/03

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