出版社内容情報
旅に行ったときなど、すばらしい風景に出会うと、何とかそのすばらしい風景を残したいと思うものです。スケッチは写真にはない、描く人のそのときの心を表現することができます。油絵などと違ってだれでも簡単に描くことができるので、あなたも一度チャレンジしてみてください。この本では、はじめて風景スケッチを始める人のために、透明水彩スケッチの基本の基本をやさしく解説。画材、絵の具など、はじめに何を用意すればよいのか。白地のいかし方、遠近感の表し方、空気遠近感、前後感の表現、にじみ、ぼかし、重ね塗り、ドライブラシ、スクラッチ、弾き、洗い出しなどの水彩画を楽しむための基本テクニックもていねいに解説。見るだけでわかります。実際のスケッチの描き方では、建物や町並みをスケッチするとき、樹木をスケッチするとき、空や雲や水辺をスケッチするときなど、実際のスケッチのプロセスを追いながら、場面、場面の細かい描き方のコツをのせてあるので、この本を見ているだけで、だれでもすぐスケッチが描けそうな気がしてきます。また、それぞれの章ごとにワンポイントアドバイスがのっているので、とても親切です。あなたもプロの裏技を身に付けましょう。
