出版社内容情報
昨年5月に改訂された「食品交換表第6版」のデータに基づく最新版。食べる人の満足はもちろん、食事を作る人にとっても、作りやすいメニュー・調理のコツを満載。
病気別に食事療法の基本を実際の献立とメニューでわかりやすく紹介するシリーズの糖尿病編。糖尿病のコントロールは、毎日の食事が基本です。本書では、食事療法の基本となる食品交換表の使い方を実際の献立を例にして、はじめての方でもわかりやすいように解説し、おすすめの献立と1品料理含めて200のレシピを紹介しています。それぞれ、食品交換表の単位数を掲載し、毎日の食事作りに即役立つ内容になっています。食事療法を正しく長く続けるためには、食べる人がおいしく満足することはもちろんですが、作る人にとって、簡単で、めんどうがないこともたいせつです。本書では、献立を考え、料理を作る人にわかりやすく作りやすいレシピを工夫。たとえば、糖尿病の方にはタブーとされるカレーや揚げ物などのおなじみメニューを安心して食べられるレシピも掲載。調理のコツや応用のヒントも満載しています。さらに、糖尿病についての基本的な知識も最新情報を加えて解説。はじめて、糖尿病の食事療法に取り組むかたに親切な内容になっています。巻末には、献立作りに役立つ、単位数つき料理名索引もついています。
内容説明
本書は糖尿病で食事療法が必要と指導されたかたのために作りました。食事療法が必要だと診断されると、主治医や栄養士から、適正な食事量が指示されます。食事量を計算するための『食品交換表』も示されるでしょう。そこが本書のスタート地点。『食品交換表』を活用しながらバランスのよい食事を作るためのノウハウを、できるだけ具体的に解説し、手軽にできておいしい食事メニューを盛りだくさんに紹介します。
目次
食事療法のポイントはバランスよく食べること
指示単位を守れるバランス献立とヘルシーおかずレシピ(献立編;一品料理編)
選び方と食べ方のアドバイスつき外食カタログ
原則タブーのお菓子&ドリンクカタログ
命をちぢめないために知っておきたい糖尿病の基礎知識とコントロール法
著者等紹介
田嶼尚子[タジマナオコ]
東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科教授。1970年、東京慈恵会医科大学卒業。医学博士。内科学、糖尿病学、疫学を専攻。米ピッツバーグ大学小児科および公衆衛生大学院客員助教授をへて現職。糖尿病のうちでも特に若年層の糖尿病の診断・治療に力を入れている。研究テーマは小児糖尿病の疫学で、その発症、合併症、予後の調査をつづけている。世界保健機関(WHO)の小児糖尿病国際疫学共同研究の委員としても世界的に活躍中
宗像伸子[ムナカタノブコ]
ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。管理栄養士。山王病院栄養部、半蔵門病院栄養部(現顧問)勤務後、(有)ヘルスプランニング・ムナカタ設立、同社取締役社長。栄養コンサルタントとして、各所で食生活の指導をするほか、講演、執筆、テレビ出演などその活動は多岐にわたっている。東京家政学院短期大学非常勤講師
今泉久美[イマイズミクミ]
料理研究家
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