「家族の俳句」歳時記

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072374306
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0095

出版社内容情報

家族をテーマにした百句は、有名な俳人から高校生まで、それぞれの家族の一端やその家族意識を写しとったもの。この半世紀の間、家族はどれほど変わったのか、変わらない部分はどうだったのか?などを、俳句を鑑賞しながら、俳句愛好者のみならず、楽しめる。日本の家族の変容をもつかめる。またしみじみと家族の情景に浸れる。贈り物に最適な書でもある。

内容説明

家族は、家庭は、「俳句」でどのように詠まれたのか。なつかしき「母、父、子、兄弟姉妹、夫婦、嫁」がいる。声に出して読みたくなる秀句100。

目次

春(初孫はいとしき獣山笑ふ(増田耿子)
庭石を子の字はみだし春の昼(杉本寛) ほか)
夏(万緑の中や吾子の歯生え初むる(中村草田男)
ちらと笑む赤子の昼寝通り雨(秋元不死男) ほか)
秋(酒も少しは飲む父なるぞ秋の夜は(大串章)
母追うて走る子供の手に通草(橋本鶏二) ほか)
冬・新年(人も子をなせり天地も雪ふれり(野見山朱鳥)
子へ贈る本が箪笥に聖夜待つ(大島民郎) ほか)

著者等紹介

清水哲男[シミズテツオ]
詩人・評論家。昭和13年生まれ、京大哲学科卒。「文芸」(旧河出書房)編集者などを経てフリー。「FMモーニング東京」でディスクジョッキーを10数年担当。詩集「水甕座の水」で25回H氏賞受賞。美術、映画、スポーツ、俳句などの分野で著述活動。萩原朔太郎賞、土井晩翠賞受賞(ともに平成6年)。1997年自らHP「増殖する俳句歳時記」(毎日更新)を立ち上げ、俳句の紹介と鑑賞解説、今日まで185万ヒットを数える
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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