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老いかた上手―PPKの大往生をめざして

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072372395
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

老成とか悟りとか、そんなものには無縁でも迷いながらも日々をきちんと生きる。これぞ人間本来の長生き上手のコツではないか。

この本では、「人はどのようにして老いればよいのか」について述べています。といって、「人間いかにして老いるべきか」などということを大上段に構えて語るわけではありません。そうしたお説教を説くものではありませんし、強制するようなことはしません。それにどう老いていくかの話で、あまりに高尚で求道的な生き方論を言われても、今さらどうしようもないものでしょう。「人は生きてきたように老いる」のです。老後になったからといって、急に人生を変えたりはできないのではないでしょうか。老いたからといって、現世のしがらみから離れ、率然と悟りを開き無私の境地に達するなんてことは、あり得ないのです。私たち人間は悩みながら傷つきながら一生懸命生きているのですから、老後もそのまま自分の道を肩肘張らずに淡々と歩んでいけばいいのではないでしょうか。人間じたばたしても死ぬ時は死ぬ。最期まで自分のことは自分でできて苦しまずに死を迎えたい。本書では、これをPPKと言っています。PPKとは、「ピンピンコロリ」の略で、ピンピン元気に生きて、最期はコロリと大往生することです。それには、どのように老いを過ごせばいいのかについて述べています。

内容説明

老成とか悟りとか、そんなものには無縁でも老いを素直に受け入れ、愉しく生きる。そんな生きかたの知恵、お教えします。

目次

序章 10年前と比べて、老いに対する考えかたはどう変わったか
第1章 健康について考えすぎない
第2章 人は長生きできるようになっている
第3章 充実した老後を過ごすには
第4章 あるがままに生きてきた私の人生
第5章 孤独と向かい合って生きる
第6章 医療の進歩をどうとらえるか
第7章 どのようにして死を迎えるか

著者等紹介

水野肇[ミズノハジメ]
1927年(昭和2年)大阪市に生まれる。1948年、大阪外国語大学ロシア語科卒業。山陽新聞記者在職中の1960年に、キャンペーン「ガンを追って」で日本新聞協会賞を受賞。1962年に山陽新聞社を退職後、医事評論家として活躍するかたわら、旧厚生省各種委員、NHK解説委員を歴任する
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