出版社内容情報
野山や道端、庭、花店など、私たちの身近にあって、いま心ひかれる和趣の花の名前が、花の色から調べられる図鑑。見るだけでなく、いけて楽しむ方法も実技で紹介。
四季折々の身近な花に、疲れた心をいやされる人が増えています。山里歩きや散歩の途中に、名前も知らない雑草のような野の花が健気に咲いている姿を見かけると、いじらしく、励まされます。この本は、いつも身近にありながら、あまりよく知らずにすませてきた花を、もっとよく知り、毎日楽しんでみたいという人のために編集した野の花入門書です。図鑑部分は、名前がわからなくても、花色からお目当ての花を探せるように、「白」「ピンク・赤」「黄・オレンジ」「青・紫」の4色と、葉や枝、実ものとして楽しむ種類の5グループに分けて、名前のいわれや種・属名、よく似た仲間の花まで紹介。花の入手先の手引きとして、花店で買える花、野でつんでもたくましい花、庭に育てて楽しみたい花、見るだけで決して採集してはいけない貴重な花のマークをつけました。また、つんでもいい花については、いけて楽しむための水揚げ法もそれぞれ解説してあります。また、雑草として草むしりのときに捨ててしまうヒメジョオンやドクダミのような花を、美しくいけて部屋に飾る実例などは、野の花のいけ花で名高い広山流の作品を掲載。切り方やいけ方の実技プロセスや、すぐにしおれてしまう野の花をできるだけ長持ちさせる方
内容説明
野原や山里、路傍、庭など、私たちの身近にあって、いま心ひかれる和趣の花図鑑。花をいけるときの切り方や、水揚げ法など、簡単な技術もくわしく解説。花の色から、すぐに名前がさがせるように、白、ピンク・赤、黄・オレンジ、青・紫、草・技・実ものの5つのグループに分けてある。
目次
1 色別・身近な花図鑑(白;ピンク・赤 ほか)
2 いたわって花を飾る技術(道具は2つ(はさみ・器)
花の切り方(切り方の基本・花を切り分ける) ほか)
3 心豊かになる花の飾り方(暮らしに自然を再現する;緑の葉だけを集めて ほか)
4 採集と水揚げの知識(花をつむ(道具)
花の水揚げ ほか)