出版社内容情報
これまで何気に使っていた言い回しをネイティブに日本語に訳してもらったら・・・。思わず、え~っ?!と叫んでしまうものが続々あった。「それじゃあ、またね」のつもりの‘Good bye.’が、「あばよ!」に聞こえていた
外国人の話す日本語を聞いていると、言いたいことはわかるけれどなんとなく違和感を感じることがありますが、日本人が英語を話す時にも、これと同じようなことがいえます。たとえば私たちは、ホテルでカギをなくした時はI lost my key.、レストランでオーダーする時はMay I order?などと言います。また、「~したい」はwant to~を、「~をください」はgive me~.といった表現を使います。しかし、このような言い方は、ネイティブの耳には「カギをなくしたんだ!」「注文してもかまいませんでしょうか」「~したいんだよ~!」「~をただでちょうだい」といったつっけんどんな、あるいは場違いな表現に聞こえてしまいます。本書ではそのような例文を集め、ネイティブの耳にどう聞こえているかを日本語で紹介しました。きっと、おなじみの言い回しもたくさん出てくるはず。なぜなら、これらの例文は、英会話のテキストや学校の教科書などから集めたものばかりだからです。さあ、さっそく本書を読んで、I lost my key.やMay I order?、want to~、give me~などに変わる言い方を見つけましょう。英語の上級者になれること間違いありません。
内容説明
この本では、多くの日本人が正しいと信じて使っている、しかし、ネイティブの耳には不自然に聞こえる、そんな例文を集めました。
目次
1 その英語、ネイティブにはこう聞こえている! 会話編(基本会話;空港にて;乗り物で ほか)
2 微妙なニュアンスがよくわかる。ネイティブに近づく20の法則(May I~?を丁寧で上品な尋ね方と思うのは大間違い。;give me~は「無料でちょうだい」という物乞いの言葉。;強い意志を表すwillと単なる未来を表すbe going to。 ほか)
3 ここがおかしい!ここが違う!!日本で見かけたおかしな英語(宣伝文句、注意書き;カタカナ英語)
著者等紹介
セイン,ディビッド[セイン,ディビッド][Thayne,David A.]
米国ユタ州出身。カリフォルニア州アズサパシフィック大学にて社会学修士号取得。日米会話学院、バベル翻訳外語学院などでの豊富な教授経験を活かし、数多くの英会話関係書籍を執筆。現在、英語を中心テーマとして、さまざまな企画を実現するクリエーターグループ、エートゥーゼットを主宰。豊富なアイデアと行動力で、書籍・雑誌の執筆・翻訳からWWWコンテンツ制作まで、マルチに活躍中
小池信孝[コイケノブタカ]
群馬県生まれ。翻訳家。明治大学卒業後渡米。帰国後は翻訳家として、さまざまな分野の翻訳、語学書の作成を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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