出版社内容情報
アメリカの学校や家庭で行われている「話すトレーニング」をヒントに、日本の家庭で、親子が毎日の生活の中で「じぶん表現力」を育てるための提案がいっぱい。
夫の駐在でアメリカに暮らしていた著者たちが、アメリカでの生活で困ったことは、やはり「ことばの壁」。でも、その「ことばの壁」は英語力だけの問題ではなく、「コミュニケーション能力」が身についていないことからくる問題だったのです。アメリカの学校では、幼稚園、小学校時代から、話す訓練「オーラルコミュニケーション」を徹底的に教育しています。小さい子どもでも理路整然と、自分の意見を述べているのは、このような「トレーニング」をしているからです。それにひきかえ、日本では、これまで、大人も子どもも「話すトレーニング」がほとんどなされてきませんでした。そこで、アメリカの学校や家庭で行われている「話すトレーニング」をヒントにして、日本の家庭でできるような提案ができないか、と話しあいを重ね、できあがったのがこの本です。「じぶんを表現するトレーニングをしよう!」という提案をしますが、それらはいずれも、ほんのちょっと視点を変えてみることだったり、いつものように子どもと接しながらとり入れられる遊びだったり、子どもに小さな冒険をさせることだったりと、どれも小さなことばかりです。「自分を表現し、相手の気持ちも理解できる子どもになってほしい」と
内容説明
いま日本の子どもたちに必要なのは「じぶん」を伝える7つの力。言いたいことが言える子どもにしよう。
目次
第1章 度胸力を育てる―恐れずに言いたいことが言える力
第2章 論理力を鍛える―考えをまとめる力
第3章 理解力を養う―理解しながら聞く力
第4章 応答力を鍛錬する―話に反応し、働きかける力
第5章 語彙力をアップする―表現を豊かにする力
第6章 説得力を身につける―話し合いに必要なスキル
第7章 プレゼン力を体得する―相手にアピールする表現力
第8章 アメリカでの体験から
感想・レビュー
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本の虫
yuji
ももんがねずみ
まり
yassy