親子で育てる「じぶん表現力」―毎日家庭で着実にできるトレーニングブック

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784072348505
  • NDC分類 809
  • Cコード C2077

出版社内容情報

アメリカの学校や家庭で行われている「話すトレーニング」をヒントに、日本の家庭で、親子が毎日の生活の中で「じぶん表現力」を育てるための提案がいっぱい。

夫の駐在でアメリカに暮らしていた著者たちが、アメリカでの生活で困ったことは、やはり「ことばの壁」。でも、その「ことばの壁」は英語力だけの問題ではなく、「コミュニケーション能力」が身についていないことからくる問題だったのです。アメリカの学校では、幼稚園、小学校時代から、話す訓練「オーラルコミュニケーション」を徹底的に教育しています。小さい子どもでも理路整然と、自分の意見を述べているのは、このような「トレーニング」をしているからです。それにひきかえ、日本では、これまで、大人も子どもも「話すトレーニング」がほとんどなされてきませんでした。そこで、アメリカの学校や家庭で行われている「話すトレーニング」をヒントにして、日本の家庭でできるような提案ができないか、と話しあいを重ね、できあがったのがこの本です。「じぶんを表現するトレーニングをしよう!」という提案をしますが、それらはいずれも、ほんのちょっと視点を変えてみることだったり、いつものように子どもと接しながらとり入れられる遊びだったり、子どもに小さな冒険をさせることだったりと、どれも小さなことばかりです。「自分を表現し、相手の気持ちも理解できる子どもになってほしい」と

内容説明

いま日本の子どもたちに必要なのは「じぶん」を伝える7つの力。言いたいことが言える子どもにしよう。

目次

第1章 度胸力を育てる―恐れずに言いたいことが言える力
第2章 論理力を鍛える―考えをまとめる力
第3章 理解力を養う―理解しながら聞く力
第4章 応答力を鍛錬する―話に反応し、働きかける力
第5章 語彙力をアップする―表現を豊かにする力
第6章 説得力を身につける―話し合いに必要なスキル
第7章 プレゼン力を体得する―相手にアピールする表現力
第8章 アメリカでの体験から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本の虫

3
グローバルな世界で生き残るためには、度胸とコミュニケーション能力とプレゼン力が必要になってくる。 テストでいい点数を取るためだけの教育は、もはや世界のビジネスでは通用しない。 日本では「以心伝心」で分かり合える関係をベストとしている傾向があるため、「じぶん」を伝えるスキルを身につける訓練が必要だと思う。それは各家庭のみならず、教育現場の課題でもあると思う。 まずは大人が見本を見せてあげないと💦 2020/11/15

yuji

2
自分を表現できないのは、コミュニケーションスキルがない。会話こそコミュニケーションスキルで一番重要だが、語彙力がないと言いたいこと考えることすらできない。辞書、交換日記、しりとり、絵本の読み聞かせ、連想ゲーム、おいしいを色々な言い方で表現する、など。「別に」で会話を終わらせない質問力が必要。これらは、家庭教育の一環で行う。著者はアメリカの子育てと比べて、日本では子供を自立させるための会話トレーニングが少ないといっている。同感で思い当たるところ多数だ。この本の後半はビジネス本ばりの内容で新人教育と同じだ。2017/12/21

ももんがねずみ

1
子供の気持ちや考えを伝える機会を親が先回りして奪っていないか?普段の何気ない会話を親が意識して表現力アップへと繋げる努力をしているか?定期的に読み返して自問自答したい本。日本のプレゼン能力の低さは、幼少期からの環境なんだろうなと感じる本。2016/01/25

まり

1
子供にはしっかり「自分」を伝えられる人になってほしい。この本には具体的な方法が紹介されていて、わかりやすかった。これからの育児に役だてたい。まずは、子供とゆっくり話をしよう。2015/04/16

yassy

1
じぶん表現力か。素晴らしい。1年に1回は読み返したい。2012/03/26

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