妻には、言えない…。―なぜ夫たちは、だまってしまうのか。沈黙の裏で、どんな言葉をのみこんでいるのか。

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072339978
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「セックスレス夫の言い分」「妻には言えない隠しごと」など、30代?50代の夫43人の心の内をルポした一冊。結婚10年以降の夫婦のミゾを埋めるカギが、ここにあります!

子供の躾や教育のこと、仕事や体のこと、親のこと、セックスのこと、お金のこと…。夫婦で話さなければいけないことは山ほどあるのに、その話し合いがちゃんとできている夫婦は、実際にどれくらいいるのでしょうか。「夫が何を考えているのかわからない」「家族の一員としての自覚がない」…そんな妻たちの声をよく耳にします。妻たちは、夫の側に話す気持ちがないと思っているのかもしれません。しかし、本当に夫たちは、妻と話し合いたいことや、話したい気持ちすらもっていないのでしょうか? 本書は、そんな“沈黙する夫たち”43人にインタビューを試み、「妻には言えなかったこと」を語ってもらいました。そこに浮かび上がってきたのは、「妻には言えない」事実の裏に隠された、「本当は話したかった」という切実な思いでした。ここに登場するのは、ごく普通に仕事をもち、ごく普通の結婚生活を送る、ごく普通の夫たち。特別なプロフィールをもつ男性ではありません。もしかしたら、あなたの夫もここに並んでいたかもしれないのです。妻に届けられなかった夫たちの声に、あなたは何を思うでしょうか。もしかしたら、ここに夫婦再生のカギがひそんでいるのかもしれません。

内容説明

30代~50代の夫43人の心の内をルポしたこの一冊に、夫婦再生のカギがひそんでいるはずです。夫が妻に「言えない」こと、「言わない」こととは…。

目次

かさむ出費。ゆらぐ家族の絆
「パート妻」を抱える夫の憂鬱
妻からの心離れ―夫たちの事情
妻に言えない「隠しごと」
男たちの「更年期」
「セックスレス夫」の言い分
妻を失うことを恐れるとき
夫が「男」に戻るとき
親との同居―男たちの本音
夫たちが向き合っている「親の老い」
子育て以降、介護以前―夫婦関係のエアポケットは、すぐそこにある
夫が悩む「妻との理想の関係」

著者等紹介

吉村和久[ヨシムラカズヒサ]
1959年、佐賀県生まれ。中央大学卒業後、テレビドラマのシナリオライター、広告関係のコピーライターを経て、フリーのルポライターへ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なお

17
教育費、住宅ローンの負担に親の介護問題。仕事のプレッシャー、妻の愚痴に子供の問題。男の人にはこんなにも背負っているものがあると改めて思った。男の人にもある更年期、目を背けたかった現実が書かれてあった。旦那さんに頼り過ぎているのを反省して、私も旦那さんを大切にしよう。2017/11/09

sabu

4
43人の夫達の心の内をルポした作品。タイトルから面白そうと思って、手に取った一冊。 色々考えさせられたり、せつなくなったり・・・夢中で読みました。 妻だからこそ言えないって事がこんなにもあるんですね。 明日からは旦那さんに少しは優しくしよう(笑) ★★★★2011/09/16

アセロラ

3
夫も妻も、相手の話に耳を傾けて、嫌なこと、気になっていること、嬉しかったこと、などなんでもすぐに話すべきです。しばらくしてから、時には何年もたってから、「あのときは!」って言っても、効果なし!「仕事が忙しくて」ではなく、妻のことを少し思いやれば、妻の行動も変わると思います。当然逆も。妻が少し夫に優しくすれば、夫も日々の疲れが癒されると思います。でも、そううまくいかないってこともわかってます。。。2002年の本ですが、共働き世帯が増えたと言われてる現在、当時の主婦世帯とは違う老後の悩みが出てきそうですね。2018/10/11

きくえ

1
既婚男性の愚痴。短編できれいに小説風にまとめてあるので読みやすい。話は全体的にグズグスなお話ばっかで、すっきりはしない。まぁ愚痴だし。あとがきで10年後がどうなっているかを調べたいみたいなのがあって、ちょっとそれには興味を持った。あとがき書かれたのだ2002年、丁度今年が10年目。2012/11/24

茶坊主

1
夫には言えない、という続編はない。 女の方が発散上手なのか?厚かましいのか????2012/06/27

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