出版社内容情報
ドイツ家庭で人気の子育て術を紹介。子育てに関するヒントを文章だけでなく、例や表を使いながら説明しています。日本のママやパパにもわかりやすい内容になっています。
著者のアネッテ・カスト・ツァーンは、三人の子どもたちの母親であり、ドイツの心理学者。子育てに関するカウンセリングの診療所を開き、ドイツのたくさんのママ&パパからの支持を得ている。親が手を焼いている子どもは「問題児」とされることが多いが、ごくごく「普通」にいる子ども、と強調。自らの子育て体験を織り交ぜながら、子育てに悩む親の相談にのっている。この本は身近な子育ての悩みがテーマ。親なら誰でも一度は悩む子どもとの付き合い方や、接し方の具体的な解決策を提案している。文章だけではなく、例や表をたくさん使っているので、普段活字から離れている読者にもわかりやすく、読みやすい内容になっている。ドイツでも日本でも、親が悩むポイントはまったく同じ。本に出てくる子どもたちは、ドイツの名前で紹介されているが、そのまま日本の子どもたちにあてはめられる。この本を読めば、子育ての迷いがなくなり、親子関係はぐっとスムーズになる。
内容説明
世界のママたちの共感を呼んだ、新しい子育て術!ドイツのママが教える子育ての秘密。
目次
第1章 子育てには、親の「愛情」とよい「手本」が不可欠―それは本当?それだけでいいの?
第2章 子どものために作るルール
第3章 どうして、いつも最後はケンカになってしまうの?―子どもがあなたと戦うのは、「親の関心をひきたい」という一心から
第4章 無意識にしている子育てのミス
第5章 子どもにルールを教える方法―ケジメを教える3ステップ計画
第6章 親にできることは何か―オリジナル解決法
著者等紹介
カスト・ツァーン,アネッテ[カストツァーン,アネッテ][Kast‐Zahn,Annette]
1956年生まれ。心理学士。実生活でも3人の子を持つ母親。問題行動をとる子どもたちの施設や児童心理学の現場で働く。1991年より、母と子の関係を修復する治療士として活動を始める。1995年、夜泣きに悩んでいる親のために『どんな子どもでも眠れる』(未邦訳)を出版、その後、シリーズで3冊出版され、ドイツでベストセラーになっている
古川まり[フルカワマリ]
1962年東京生まれ。ドイツのマインツ大学でドイツ史、ドイツ文学、美術史を専攻後、フランクフルトの日系銀行に勤務。1994年に長男、1997年に次男が生まれ、現在は経済・金融関係の文書を中心に自宅で翻訳の仕事をしつつ育児に専念
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hepburn