出版社内容情報
茶道史研究の上で、戦後最重要の新史料が表千家家元から発見された。表千家四代江岑宗左の自筆の茶書18冊で、全冊の翻刻である。従来の千利休像を一新する宗旦からの聞き書き、三千家成立期茶道史の空白を埋める新史料、宗旦とその子供達の茶の湯活動を伝える六百会余の茶会記、千家最古の道具書付の記録。江岑宗左伝他の論考編も。
内容説明
本書は、江岑の自筆による「江岑夏書」を浄書した「逢源斎書」上下の二冊をもって江岑の茶の具体像を示すとともに、江岑の鑑定した貴重な数寄の道具類、江岑が交わった公家・武家・町人衆の幅広い人脈を示す知人、弟子の人名録などに加え、六百回を超す茶会の記録が茶室の指図とともに復刻されている。
目次
資料編(逢源斎書;江岑夏書・江岑夏書補遺;江岑咄之覚・咄之覚(器具集)
器具集 ほか)
論考編(江岑宗左伝;江岑の茶;江岑と茶室―江岑史料をめぐって;江岑茶会記に見る茶具;江岑宗左茶書のなかの千利休)