癌を語る

癌を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072211038
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

六度にわたる食道癌手術を乗り越えられた三笠宮寛仁親王が自ら綴る発見、手術、予後の詳細。
癌と正面から向かい合う姿勢と、危機管理の見事さが極立つ。医師団の証言も必読。

内容説明

医師の立場でどのように患者の自分に対処してこられたのか、それに対抗して、患者の立場で何を考えたのかという反論をも併せ、担当医師たちも“現時点における癌そのもの”に関する意見を率直に述べた“患者と医師”の共著による「癌物語」。

目次

1 食道癌発見と記者発表
2 医師と患者の関わり方
3 術後の痛みと呼吸困難事件
4 トレーニングと腹部変色事件
5 術後の食事と感覚の変化
6 退院後のリハビリ
7 見舞いの言葉と嬉しい贈り物
8 学会での発表をめぐって
9 私の生き方と運命論
10 人生観と日頃の危機管理
11 障害(者)とは、福祉とは何か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marutin

1
食道がんの手術を6回受けた寛仁親王の体験記と国立がんセンターの主治医団6名の共著。がん患者の気持ちや患者への接し方を知りたいと思って手に取ったのだが、そういう意味ではあまり役に立たなかった。患者と医師の信頼関係が大事だというのはわかるが、これほど立場が強くて言いたい放題に言える患者はなかなかいない。かけて欲しい見舞いの言葉やもらって嬉しい贈り物、医師の語る医療の現場やがんセンターの現状など参考になるところもあった。だけど体験記としてよりは、皇族の裏話的読み物として読むべきかな。あと編集の仕方がいまいち。2012/03/04

コタ

0
今では当たり前となっているチーム医療やセカンドオピニオンが20年前では、まだこういう感じだったんだなあと思いながら読んだ。 立場の違いすぎる方なので、書いていることについては、なかなか共感できない部分も。 でも芯の強さや覚悟という部分では凄いなと感じた。

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