出版社内容情報
アメリカはダッチ・カントリーの豊かな自然の中で暮らす人々に受け継がれている、簡単で素材の味を生かした素朴な家庭料理とステラおばさんの特別なお菓子を紹介する、ステラおばさんシリーズ第3弾。ダッチ・カントリーに暮らす人々の日々のごちそう料理が60%で、ほかがお菓子。アメリカのカントリースタイルや暮らしのヒントなども散りばめて。
内容説明
本書で紹介している料理は、カジュアルなブランチの食卓にぴったりの、比較的手間をかけずに作れて見栄えのするカントリー料理ばかりです。「アメリカンカントリーのお菓子」「アーミッシュカントリーのお菓子」に引き続き、ステラおばさんが愛するシンプルなカントリーライフの話を交えながら、とっておきのレシピをお贈りします。
目次
シンプル・カントリーブランチ(アスパラガス・ストラータ;チーズ・ストラータ;ポテト・クラスト・キッシュ;サーモン・ディル・ローフ;スピニッチ・パイ ほか)
ヘルシーなサラダ・ブランチ(コーン・マフィン;スリー・ビーン・サラダ;ズッキーニ・ハーベスト・サラダ;ハム・スロー・サラダ;トマトのマリネ・サラダ ほか)
心温まる朝のひと皿(フレッシュ・トマト・スープ;カリード・パンプキン・スープ;クイック・ベジー・スープ;レイジー・シチュー(めんどうくさがり屋のシチュー)
チキン・ポット・パイ)
カントリーで愛されているお菓子(ゴールデン・レモン・グレーズ・チーズケーキ;グランマーズ・フルーツパイ;バナナ・シフォン・パイ;ロシアン・クリーム;デリケート・レモン・スクウェア ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
266
タイトルのステラおばさんって誰なんだろう。一応、写真は掲載されているのだが、特定の個人というよりは抽象化されたアメリカの伝統カントリー料理の継承者ということなのだろう。ここで紹介されているのは、ダッチ・カントリー(ペンシルバニア州東部)のもの。一口にカントリーとはいっても、確かにテキサスとミネソタでは大いに違っていそうだ。さて、本書のお料理とお菓子だが、いやあお見逸れしておりました。私はてっきりキャンプ料理のようなもの(バーベキューと豆のスープ等)を想像していたのだが、なかなかどうして本格的なものである。2024/03/09
たまきら
32
読み友さんの感想を読んで。そういえば聞いたことがあるメーカーだけどな…と思って調べてみたら、なんとこのオールアメリカンなお菓子、従軍時代に日本に来たアメリカ人男性が日本で興したビジネスで、レシピは彼のおばさんのものだとか。What a pleasant surprise!いいことを知りました。ペンシルバニア州にあるアーミッシュ村に行ったときのことを思い出します。素朴で、忙しい農作業のあいだに作ったのであろう様々なレシピ。南部とはまた違う雰囲気ですが、糖蜜は登場するんですねえ。探して食べてみようかな。2024/04/02