感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wearex
4
(続き)『ムーミン谷の11月』)では、登場人物一人ひとりが行動したり考えたりする姿が中心で、自然の厳しさや、孤独の美しさ、悩みの浄化などが哲学的に伝わってくる。子供が読むには難しいが、大人が読めば、読後感は深く温かい。ぜひ全作通して読むことをお勧めしたい。きっとムーミンの世界がもっと好きになって、何度も読み返したくなる一冊が見つかるはず。2015/09/02
wearex
4
アニメを見て「ミィかわいい、スナフキンはニヒル、ミムラねえさんっておしとやか」と思っている人々は、本を読んでぜひ3人の真の魅力を知ってほしい。スナフキンが孤独を愛するのは、束縛を嫌う子供っぽさの裏返しだし、ミムラねえさんは超毒舌現実主義、そんなねえさんに鍛えられたミィもまた、極めて冷静で実は優しい傍観者。私はミムラ族の「ぶれないっぷり」が大好き。各作品は、前半の「仲間たちと一緒の冒険や日々の出来事」といった楽しい、まさにアニメそのもののストーリーから、後半(特に『ムーミンパパ海へ行く』と『ムーミン谷の112015/09/02
wearex
2
読んだページ数を正確に記録したく、再読登録。お気に入りに登録してくださってる皆様にはお目汚しとなり申し訳ありません。Amazonにページ数情報が無い為、自分の読んだ本リストにてページ数を編集。しかし、登録上限が999ページに決められており。この9冊のページ数合計は、2357ページです。2015/09/02
ゆに
2
ホントは一冊だけれす。でも、9冊の感想を覚えてらんない。小さなトロールと大きな洪水第二次世界大戦直後に書かれた最初のムーミン。ムーミンもママも、種族が違うレベル。なんとなく、大人の男は戦争に駆り出されてる社会のフワフワ感が漂ってるような。前書き読んじゃったからそう思うのかもしれませんが。挿し絵が素晴らしい。2015/08/20
の
1
想像してたよりずっっと大人向けでした。2017/04/14