出版社内容情報
『蒼穹の昴』から30年。
ついに最終章!
シリーズ累計610万部突破の歴史巨編
1945年6月。
北京は皇帝を喪い、東京は焼け野原と化し、満洲にはソ連兵の軍靴が迫っていた。
中華を治める者が得る天命の具体「龍玉」は、誰の手に――。
「お答えします。
大東亜戦争はただちにやめるべきであります」
陸軍特務機関・志津中佐は、北京を発ち立川飛行場に降り立った。
陛下からお召しがあったのだ。
宮城に向かう車窓から見えるのは、空襲で変わり果てた東京の街。
勅命を受けた志津は、急ぎ日本を後にする。
破滅の前に戦争を終結させる、唯一の道を求めて――。
ラストエンペラー溥儀は関東軍・沢村少佐を友とし、ひとときの安らぎを得ていた。
だが満洲帝国にもまた、瓦解の時は近づいていた。
【目次】



