出版社内容情報
「人は、これをスキャンダル雑誌と呼ぶ」──タブーなき反権力を標榜し、政治から芸能、メディアにいたるまでありとあらゆる権威に挑んだ雑誌が、休刊してから20年以上が経つ。いかにしてこの雑誌が作り上げられていたのか? その内幕を、長期連載執筆者でもあった佐高信が描く。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
42
噂の眞相のような雑誌はもう存在し得ないのか。巷を騒がす週刊誌でさえ真実に踏み込めていないと言う。潜入取材は時代に合わなくなってきたのだろうか。昔のスキャンダルを振り返ることができる本書。有名人を貶めるための飛ばし記事は今もある。真実はともかくとして、裏の取れていない記事を乱発する必要はあるのだろうか。読者の興味を引かなければ成り立たない。その業界で汗水垂らして働いている人もいるが、ブームが去っても苦しみ続ける人がいることを忘れてはいけない。奇抜な雑誌の裏には個性豊かな人間が存在する。それは今も変わらない。2026/07/16




