ブルーバックス<br> 現代免疫物語frontier―mRNAワクチン、アクテムラ、CAR-T細胞、腸管免疫の最前線

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現代免疫物語frontier―mRNAワクチン、アクテムラ、CAR-T細胞、腸管免疫の最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 360p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065443231
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C0247

出版社内容情報

苦闘の末にmRNAワクチンを創ったカタリン・カリコ。彼女を支えた「自然免疫の世界的権威」審良静雄や、「サイトカインの嵐」をアクテムラで封じた岸本忠三――こうした研究者たちの尽力により人類はコロナ禍を脱し、さらに「免疫」への理解を深めていった。がん治療の常識を一変させる「CARーT細胞療法」、「人体最大の免疫の場」腸管の摩訶不思議さなど、知的興奮に満ちた免疫世界「最前線」の物語!



【目次】

内容説明

「物語」でたどる免疫医学の最前線!カタリン・カリコの研究がmRNA医療として花開くまでの不屈の足跡をたどるともに、IL‐6発見からアクテムラ開発に至り「サイトカインの嵐」を鎮める方途を示した本書著者の岸本忠三や、不採択が続くカリコの論文を査読し学術誌掲載に道筋をつけた「自然免疫の権威」審良静男ら、日本人研究者の寄与にも光を当てる現代免疫の物語。そのほか、血液がんに高い効果を示してきた「サイボーグ」CAR‐T細胞の固形がんへの挑戦、体内最大級の免疫システムを宿す「腸管」の不思議など、知的興奮に満ちた免疫世界がわかる人気シリーズ第4弾!

目次

第一章 自然免疫の砦に挑んだカリコ mRNA革命の軌跡(カタリン・カリコの大学への帰還;mRNAワクチンの効果に気づいた大学 ほか)
第二章 サイトカインの嵐を封じたアクテムラ IL‐6研究が導いた新しい治療(スウェーデンからの支援要請;CAR‐T細胞と「サイトカインの嵐」 ほか)
第三章 がんと戦うCAR‐T細胞 進化する「小さなサイボーグ」(風変わりな「がん抗原」の発見;「T細胞の攻撃力」と「標的センサー」が合体したサイボーグ ほか)
第四章 がん個別化治療に向かうmRNA 「わたしだけのワクチン」はつくれるか(遺伝子レベルで病を撃つ「mRNA医薬」と「核酸医薬」;「難敵」膵臓がん退治に見えた希望 ほか)
第五章 不思議の迷宮、腸管免疫 体内最大の免疫の場で何が起きているのか(細菌と争わない腸管免疫の謎;腸管上皮細胞と腸内細菌を隔てる粘液層 ほか)

著者等紹介

岸本忠三[キシモトタダミツ]
大阪大学特任教授。大阪大学医学部卒。大阪大学医学部長、大阪大学学長、総合科学技術会議議員を歴任。米国立科学アカデミー外国人会員、日本学士院会員。日本学士院賞・恩賜賞受賞、文化勲章受章。クラフォード賞、日本国際賞、キング・ファイサル国際賞受賞。1939年、大阪府富田林市生まれ

中嶋彰[ナカシマアキラ]
サイエンス作家。東京大学工学部卒。日本経済新聞社入社、科学技術部次長、科学技術担当編集委員、ナノテクノロジー専門誌『日経先端技術』編集長などを歴任。2022年、『早すぎた男 南部陽一郎物語』(講談社ブルーバックス)で科学ジャーナリスト賞優秀賞。1954年、兵庫県宍粟市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

74
読み始めてから分かったのだが、本書は現代免疫物語シリーズの第四冊目になるようである。そんな次第で、現代免疫学の最前線のトピックを取上げている。著者はシリーズを通して、免疫学の世界的権威・岸本忠三・元大阪大学長とサイエンス作家の中嶋彰氏。想像するに本書は岸本先生の構想・知見を基に中嶋氏が文章を執筆したものと思われるが、著者の一人の業績を称揚しつつ物語るのを読むのは、妙に居心地が悪い。その点はさておき、内容は非常に面白い。最先端の遺伝子工学というか分子生物学を駆使し、mRNAを操り免疫反応をコントロール。⇒2026/06/26

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